Stages Power 導入
2月末に噂のパワーメーター Stages Powerを導入しました
半年ほど使ったPower Tapと比較してみました
【注意】
半年使ったあとのアップデートがあります。結論としては自分の持っているセットでは出力差が大きくあることが分かりました
【注意その2】
結果としては、不良が発生し新品交換しました。その後手放しました
【Power Tapとの差】
結論から言うと、自分の使い方の範囲ではほとんど差はないように見えます
似たような練習内容(1時間以上)での平均パワーでほぼ差はないです
取り付けもサイクルコンピューターとのペアリングも簡単ですので人気なのもわかります
【2015/06/07 追記】
当初はPowerTapとの差はあまりないと思っていましたが、同じような走りをしても10〜20WほどStagesのほうが低く出ています。基準の違う2つのパワーメーターを使いこなすのは難しいと感じています
・気になるところ
やはり右足だけで回すと0W表示になります(笑)
・電池とホルダー
よく言われていますが、最初についてくる電池はオマケなのですぐにLOW表示がGARMINに出ました。コンビニでも入手できるので交換したほうが安心です
電池のホルダー部の耐水性についても疑問視されています。パッキンがついていますが、さらに耐水性を上げたければ薄くグリスを付けるなど工夫した方がいいです。あまりつけすぎるとバッテリーショートの原因になるので注意した方がいいです
自分もすぐにグリスを塗りました
さらに用心する人は蓋というかStagesまるごと防水するようなサランラップ方式とかやっているみたいですね
・不具合というか
走りだしてしばらくしてGARMINのパワー表示を見たら数値が出ていないことが何度かありました。GARMINから再スキャンして復帰することもあるので、それはGARMIN側の問題だと思います。それでも直らなかったことがあって、一度電池を外してしばらく待って電池を入れて再認識しました
自分のGARMINはEDGE500というモデルで、CAAD10とIDOLの2台のバイクで使っています。StagesはIDOLに取り付けているのですが、CAAD10につけているPower Tapを認識してしまっていたとかあるかもしれませんが、このあたりの管理のやり方がよく分かりません
基本的に走るときにバイクに合わせてEDGE500の設定をそのバイクに合わせていますが、どっちのバイクのセンサーなのか理解しているのかなあ???
・スピード/ケイデンスセンサーなしに!
EDGE500で使っていたGARMINのスピード/ケイデンスセンサーを取り外しても自分の求める内容は十分に確保できることが分かりました。これでこのセンサーを外すだけでなくホイールの磁石も取り外せました。センサーと磁石の位置関係で誤認識も多く悩まされていたのでこれはうれしいです
StagesはANT+でEDGE500と通信しているのですが、クランク型なのでケイデンスも送ってくれます。GARMINと変わらないくらい正確なので、実用できます。よってホイールをベースとした速度計がなくなるのが許せる=EDGE500のGPS精度での速度計でよいなら、GARMINのスピード/ケイデンスセンサーを外しても大丈夫です
難点といえばヒルクライムで斜度10%くらいで速度落ちて死にそうなとき、EDGE様に遅すぎることを非難されて「おいおい、ストップしたのか?」と自動停止されてしまうことです(笑)
・iPhoneとBlueToothで通信
StagesのFirmware UpdateがBlueTooth経由で簡単にできます。パワーやケイデンスも見れるので、ローラーするときにiPhone見ながらってのもありかもしれません
・予想
何の根拠もないですがこんなことを思いました。
バッテリー周辺は次のハードウェア更新で確実に気密性を上げるのではないでしょうか
蓋自体がけっこう華奢だし、ちゃんと取り付けないで走って蓋が落下→行方不明なんていう事故も起きそうですね
水没とかも発生しそうですね。どれくらいでOUTなのかわかりませんが、雨季や夏のゲリラ豪雨のときにはいろいろ起きそうです
【まとめ】
手軽にインストールできるし、パワーも以前から使っているものと大差ないので十分使えます。問題は記録した数字をどう活用するかですが、それはまた別の問題ですよね