Honey 100 〜 グラベルライド 2017/08/26
テーマはFun、Food、Forestとマサチューセッツ州らしい内容!
実際にめっちゃ楽しいのですが、速目のグループに参加したらキツイのなんの・・・
オフィシャルのサイトにある情報で、レコメンドされてるのは1対1のギヤ。おいおい、どこまできつい坂があるんだ、とかワクワクさせる内容
ライドの内容は50㎞、100㎞、100mileとあって一部コースは重複しながら休憩ポイントを挟んでRide HQ出発〜ゴールまで
このRide HQも初めて行ったんだけどほんとうに危険なところ。Seven Cyclesの本拠地でデモバイクもたくさん。
Seven Cycles | Custom-Built Carbon, Titanium and Steel Bicycle Frames
それぞれのグループの出発時間は別々なので、それまでここで朝食。ガッツリ食えるほどいろいろ用意してあるんだけど、フルーツとヨーグルト、コーヒーくらいで済ませます。あとは補給食をポケットに
自分が参加する100㎞のグループは、ほどほどの速度のグループに30人位。たくさんいる印象で、ガイドの人が引率して出発していきました
さて、自分が参加する100㎞速目のグループはナビゲーター入れて4人。ちょうどいい感じです。GPSマップが公開されているんだけど自分のPioneerのサイコンでは見ながら走ることできないし、EDGE500もほぼ死んでいるのでガイド頼みのライドです
やすいのでいいから何か買わなければですなあ
9時過ぎに出発です
コースの半分くらいは一般道路でこんな感じ。車も普通に来る普通のライド。最初は余裕があるから並んで走って話ししてますね(笑)
上の写真みたいに走っていていきなり右にトレイルが出てきてオフロード突入!というパターンを繰り返します。見ての通り木がたくさんの森のなかに突っ込んでいくので、フラットなグラベルもあるけど、木の根っこや大小の石ころがたくさん埋まったシングルトラックもたくさんです
ナビゲーターのMatt氏、SevenのCXバイクなんだけどダートに入ると異次元の速さ
同じCXバイクとは思えない軽やかさとバイクコントロールで木の根っこや石ころをうまく交わしてスイスイと走ってあっという間に見えなくなります
もうひとりのBHのCXバイクの若者と自分は同じくらいのレベルで付いて行くのがやっと。あと一人はSevenのMTBで参加のDoug氏。この人もインチキというくらい体力あるし、サスペンションはずるい(笑)というかうらやましいというか・・・
写真のほとんどはフラットなグラベル走っているところ。そういう所以外でiPhone取り出して撮影する余裕はまったくなし。休憩地点以外ほとんど止まらないので距離の割には体力の削られ方が半端ないです
2時間ほど走ってやっと最初の休憩地点へ到着
この時点でもう腕がパンパン。手の平もかなり疲れてきてます。サスペンションがないCX車でガタガタを長時間走るのはなかなかねえ
これでもかというくらいたくさん食い物が用意されてました(全然写ってないけど)
ライド途中に食えるものには限りがあるので、さすがにサンドイッチとはいかないので、ライスケーキをいただきました。走りながらでも食べれるようにパッケージされてます
BBQ味ね!カールみたいだな(笑)
10分も休んだかな。食ってすぐ出発。トレイルでのんびりのグループに追いつくと大変なので、さっさと追い越す作戦です。みんなが食事しているときがチャンスですよね
走り出してすぐにまたトレイル!
もうわけわからないくらいシングルトラックの連続で50㎞くらい走ったところでもうごちそうさま状態です。荒れた所にはいると早く終われと心のなかで叫びながら走ってたり、そんなんでいると荒れたまま上りになって一番軽いギヤ使ってもヒーヒーになったりです
この写真みたいなフラットだけなら気持ちいいですが、そんな場所は爆速で走ってしまいすぐにまた木の根っこや石ころの連続。体幹までヘロヘロになってきます
場所によっては倒木や小さな川があって、ウイリーで乗り越えられるものも多いけど下りてバイクプッシュすることもあります。そうそう川には大きめの石が置いてあってハイカーには歩きやすくなっているんだけど、我々サイクリストには難易度の高いセクションでしたね
結局後半にこういう場所でホイール引っかかったり着地に失敗して2回くらい前転。スピードも遅いので何も怪我しなかったけど、大笑いでした。体力落ちててヘロヘロですw (ちなみに他の3人も同じようにヘロヘロで転んでるし)
最近ロードバイクで使っているSMPのサドルが本当に調子いいので、東洋CX-Sにも初めて使ってみました。同じ使い心地でいいんだけど、ポジションがちゃんと出ていなくてサドルが低いのが気になってました。右足の膝裏も痛くなってきたし。
結局4時間くらい走った2回めの休憩のときに直して調子良くなったけど、サドルが低すぎるのもパワー出しにくいですね
これですね〜
見た目ははっきり言って最初なにこれというくらいかっこ悪いですが、慣れですw
しかしこの形というか、一度ケツにフィットしてポジション出ると最高です
いままで使っていたFizikは自由度が高いのが売りですが、これはビシッと一箇所決まります。他に使えるポジションも探してみると面白いですよ。自分は坂のときに使う前と、巡航時にも使う後ろ目があります
後半には多少森の外も出てきたねえ
子供達が湖に飛び込んで遊んでた。どこでも同じだね
90キロを過ぎて出発地点の景色が出てきて、もう少しだなと
楽しい時間はあっというまだねという話をしていたらもう一発きっついグラベルが。送電線の下の開けた所でなぜか大きめの砂利が多いのでタイヤを取られ気味
そうそう、今日はパンクするのが嫌だったのであまりレースでは使うことがないIRCのSERAC CX TUBELESS X-GUARDを前後で使ってみました
レースではX-GUARDではないノーマルのほうが好みなので、これはあまり使うことがなくなってました。今日のライドみたいに木の根っこや石ころに激しく激突するコンディションにはちょうどよいと思います
空気圧3.5barくらいで使ったんだけど、もうちょっと低いほうが乗りやすかったかもなあ。でもパンクもしなかったし舗装路も走りやすかったのでそれでよかったのかも
14時到着を目指していたけど、結局14時40分くらいに休憩時間含めて5時間20分ほどでゴール。めっちゃ厳しいコースで疲れたけど楽しかった!
フィニッシュ地点のRide HQで、チームの4人と
しかしMars以外は子持ちのおっさんなのに強い!俺もまだまだだな!
【良かった】
オフロードの練習になった
異次元のスピードを見せてもらった
MA州でまた仲間や走る場所が増えた
【反省点】
サドル調整やポジション出しくらいやっていけ
【機材】
Toyo CX-S, Shimano WH-6800, IRC SERAC CX TL X-GUARD 3.5bar(F/R)
【感想】
毎年やっているイベントで11回目とかなんとか。人気があるのも分かる気がするなあ。参加料は安くないけど食い物はいいし、今日みたいにガシガシいかなくてもいいグループもあるしね。いろんな楽しみ方をそれぞれがやっているのがアメリカらしいです
あと夏のMA州のライドは本当に気候がよくて気持ちいいです
次回はMTBで出ようかなあと思うくらいのコースでした