Sucker Brook 'Cross - Cat 4/5 40+ 17位/71人
今日もCyclocrossレースに参加しました
とてもいい練習になるのと、レースに参加して10回フィニッシュしていないと昇格しないので結果はともかく参加です
実は右膝の裏を8月末のHoney 100以降痛めていて、先週のQUAD CXもそれを我慢して出場して結果は出たのですが痛みがひどくなり、練習できなくなりました
(練習できないのは業務繁忙もあるのですが、それはもうどうでもいい、クソ!)
あと、レースは申し込んでしまっていたので流してでも走ってフィニッシュポイントだけでも取って次に繋げるのが目的です
今回のレースは40歳以上のCat4と5の混走です
申し込みすると上のBikeRegに名前が出るので、誰がエントリーしているかわかります
いろいろアメリカらしく便利というか上手にできていて、CrossResultというすべてのCyclocrossのレース結果が載るサイトと連携しています
ここで個々のレーサーのポイントが管理されていて自分がどういう位置にいるかわかります
自分は先週の結果から440点というポイントを持っていて、数字が小さいほど強いレーサーのようです。で、レースに申し込むとそのポイントなどを考慮した結果予想がなんと出ます(笑)
定員75人のレースで20位と予想されました
自分はCat5なので、上位というか自分より経験の多いCat4の人も多いのですが、半分以上にいるというのはうれしいやらプレッシャーやらw
とりあえず20位以内、先週自分より上位だった二人のポイントを見れば10位以内も狙えるかというのがざっくりした自分の予想ですが、怪我+1週間完全にノーライドなので無理はいけません
少々寝坊して焦って出発。霧が濃くて大丈夫かと思いましたが日曜の朝は車ほとんどいないので楽々到着。100km/hで走って本当に一時間で100㎞先の会場に到着です
会場は学校(建物と敷地利用)+墓場+消防署+森です。墓場の中は入らないけど。
とても雰囲気のいい場所で駐車場も広いし受付なども分かりやすいです
このレースもすでに10年以上やっているとかなんとか
ゼッケンをもらって試走へ出ます
昨日も一日仕事してたからか体調がすごく悪く、右膝も痛い。今日は流して終わりでいいと思いながらコースをチェック開始
前半の芝生エリアは180度ターンやオフキャンバーの連続でとてもテクニカル。立ち上がりでしっかり踏んで行く必要があり膝に負担かかります。霧というか朝露なのかで芝もしっかり濡れていて滑ります。空気圧1.8barでいいと思ってたけど、どうすっかな。
10段ほどの階段セクションでバイクを降りたりするところもありこれもまた意地悪ですw
ターンの連続の間に少し長い直線があってそこがパッシングポイントかな、とか考えながらまたジグザグから木製の短い橋。ここは滑る
芝地の端あたりもコースになっていて、そこは多少の上下があったり砂が深い所もあったりしながらまたテクニカル。ここはライン取りをうまくやって脱出速度重視でいかないと次の直線で速度乗らないなとか考えながら走り、シケイン
やはりというか、足が痛いからか分かんないけど、日本よりシケインの板が高い!ジャンプするのに短足には辛いですし、バイクもしっかり持ち上げないとタイヤが当たるし!
シケインのあとは森の中
直線のダウンヒルでジープ道なのでタイヤへの負担大
よく見ていないと埋まっている石にヒットしてリム打ちます
ここは休める所かなと思ってたら下って登る所がまた砂が多く気をつけないと転びます
森のなかにもまたジープ道をそれてジグザグがあって木の根っこなどなどライン取り注意の場所がいくつか。先週ほどではないですがいい感じの森の中のコース。一旦森を出て戻ってくるところやバイクを担ぐ必要がある段差があるもいいです
後半最大の山場は校庭の砂場なのか、30mほどの深い砂
明らかに乗車できないのでここは最初から走ると決めました
ものすごく膝に負担かかりますね・・・
また砂地の出口が坂でその上まで結果として押していったほうがいいっぽいので、プッシュはけっこうハード。WNPで鍛えられたのであれに比べればなんてことないので、東海CX/WNP育ちというのはアドバンテージですな(笑)
サンドセクションの後は駐車場の端を通ってスタートラインまでアスファルト
砂が浮いていて滑りやすいのでここも注意ですね
という試走を途中ストレッチなども入れて3周ほど
コースはよく出来ていて楽しいのですが、体が思うように行かないので益々メンタルが落ちました。1周のうち3回も降車が必要なのも負担が大きいなあとか思いながら
スタートまでのルーチンの一つであったアスリチューンももうないのでCLIFのカフェインショットGELを入れてスタートラインまで
今日はゼッケン順に並びます。上に書いたポイント順で17番目、レース予想屋よりよいシード位置ですな
[追記]
同じレースでビデオを撮影していた人がいたようです。スタートから自分より前を走っているのですが7分40秒付近で自分が登場しますw
アスファルトの直線からレーススタート
今日も1分前にCat4/5の若者がスタート、40歳以上のおっさんが1分後にスタートです
ならんで3列目になりました。まあ悪くない位置というか、もうフィニッシュのことしか考えていません
審判が笛を吹いてスタート!
このスタートはどこかに似ているなと思ったら各務ヶ原だなとか思ったり
アスファルトの直線でスピード乗ってそのまま左にゆるく曲がりながら芝生へ入ります。そこでもう押しくらまんじゅうなのも各務ヶ原
今日は前が詰まっていて高ケイデンス作戦で加速も出来ないくらい混雑でした
15位くらいで芝生に突入してジグザグ開始
周囲は当然自分と同じくらいのちからのオッサンなので抜きつ抜かれつしながら階段をこなしてシケインあたりへくるとやっとバラけました
若者の後ろが落ちてくるので先頭はすでにどこか分からない状態
(あとで結果見たら1周目のスタートラインですでにトップから30秒差)
先週と同じくすでに心拍数は180前後、Vo2Maxバリバリ全開!膝以外の体調は決して悪くないなあとか思いながら(休んでたので当たり前か)、森の中のコースから砂場へ
森の中で若者トラップにはまりながら砂場を走って若者を走って抜くというのもオッサンにとっては重要(笑)しかし膝が痛いと思いながらもういつものマインドでレースしてました
2周目以降もトラップを交わすのに苦労しながら同じ600番代のライダーとランデブー
抜いたり抜かれたり意地の張り合いになってきました。普段ならここからが楽しい所ですが、今日はもう全然楽しくないし!
あと2周目からリヤがコーナー立ち上がりでスライドすることが多くなり、とくに芝生がなくなっている濡れている土はズルズル
タイヤがよれるのも感じてきたので3周目後半の砂地を出たところで一旦停止して空気圧を確認
パンクはしていないし走れそうだったので、そのまま行くことに
4周目に入って前半の芝生ジグザグでまた3人に抜かれてこのあたりで今日はアウトでした。しばらくついていったんだけどまたバックマーカーをうまく処理できず、彼らに差をつけられてしまい、森の中の下りでも20m差、砂場にいたるところでも追いつけず万事休す。そのままフィニシュでした
もう何位かも分からない状態だったので、あとで見たら17位!予想屋よりはよかったな、ガハハw
【良かった】
無事フィニッシュ
またもやニューイングランドの熱いCyclocrossを楽しんだ
【反省点】
脚が治らない
その関係もあってほとんどスタンディングできない
【感想】
先週1位、2位の人の結果を見ると10位以内には入れたような気がします
くやしいですが、ちゃんと脚を直して鍛え直して再挑戦ですね。楽しみです
フィニッシュ後なんと学校のシャワーが使えました。最高ですw
それはそうとして、リヤタイヤは確かにリム打ちすることもあったけど、ノブが低くなっているのでそろそろ交換時期なのかもしれないです。IRC一応売っているけど通販だし、他のマシン見てるとChallengeとかElementという見慣れないのが多い印象
チューブレスレディみたいなので試してみるかなあ
MXPってなんだろと思ってたら、ミラン空港もコードだとか。イタリア製なのか???
あとなんか自分の32ミリ幅より太いタイヤ使っている人が多い気がする。とくに車検とかもないのでいいのかもね
しかしアレです、上にも書いたけどニューイングランド(マサチューセッツ州とかこのあたりの州のことをそう呼ぶ)の自転車はものすごく熱いです
カリフォルニアなど西海岸とはまた違った熱さがあって、それぞれが本当に思うように楽しんでいるのは同じアメリカだけど、なんというかシリアスに楽しんでいる人が多いというか
我々オッサンのクラスでも売り切れたりするし、皆さんそこそこ練習してる様子だし、なんといっても女性クラスの参加者が日本とは大違いで、スタート前もこんな感じ
あと今日はクロモリが少なかったなあ
ほとんどがカーボン、それもあらゆるところにCannondale SuperXだらけ。なんか今日はとくに多かった
少し持たせてもらいましたが、やはり軽いですね
やはりカーボンいいなあ・・・とか思いますね
今日のコースはディスクブレーキの必要性はなかったけど、今日はチャタリングが酷くて悩まされました。今シーズンからカンティブレーキをDIXNAに入れ替えてして効きはとてもよくなったのですが、フロントを強くかけるとABSみたいになります
それが原因とは言えないけどバックマーカーのリヤタイヤに突っ込むこともあってよくなかったな。もっとスムースに抜けないと
今回もそうだけどボランティアで成り立っていて本当に凄い
日本のようにシリーズ戦で同じ団体が運営しているのではなく、毎週のようにどこかでその地域の人がこういうのやっていると思うと熱くなってきます
運営も(アメリカの人にしては)スムースですし、ゼッケンの位置が悪いと直せとかけっこうちゃんとしてます
【機材】
東洋CX-S、 ZTR Alpha 400+IRC Serac CX TL (F/R)、空気圧前後とも1.8bar