Tim Johnson’s Gran Fondo!
7月のBlog、サボってしまいましたね
日本に行ってチョロチョロ乗っていたのですが、Blogに書く時間が取れずそのままアメリカに戻ってます。はぁ〜
で、今日(2018/07/28)はTim Johnson’s Gran Fondoに参加しましたよ
グランフォンドなるイベントに参加するのは初めてなので勝手もわからなかったんだけど、100kmほど一緒に乗るっちゅーことかねということで準備して出発
イベント詳細はこちら↓
ロングコース110km、5箇所ほどグラベルセクションがあるってことなのですが、ロードでも走れるという説明。せっかくなのでToyo CX-SにIRC SERAC Sandで行ってみます。実は結構このセットアップで走るの気に入っていて、ちょっとしたロードイベントなら行けてしまいます
スポンサーでもあるWachusett Brewering Company がStart/Finishの会場で、終了後の食事とビールもここです。ええ、ビールです、ビール!Cyclocrossでもスポンサーにビール屋がいると1杯くらい参加賞でもらえます。ビバ!アメリカ!ですね(笑)
こういうところは自己責任で、自分でどれくらい飲んだら危ないか理解して責任取れという社会です。もちろん法律上のリミットはありますし、自分の場合1杯だけです
参加者は200人くらいかなあ
天気予報では荒れる天気ってことだったのに快晴。午後は嵐となってたけどこりゃ外れるなと予想して半袖ワンピースを選択。補給食を練習のときより多めに持って出ます
10時スタートで、先頭集団のペースは25km/hくらいでゆっくりめ
みんな話ししながら走ってて10kmくらい、適度にアップダウンしながら、最後までこんな調子じゃないよなあとか思いながら森の中こんな感じで
日向に出ると今日は温度も上がっていて暑いです
マサチューセッツ州は森が多くて上の写真のような日陰のほうが多かったかな、今日は
しばらくしてグラベル登場
やはりCXは走りやすく一気に前に出ることが可能
というか、9割以上ロードで参加なので、彼らは走りにくくて極端に速度が落ちるだけというか。確かにロードでも走れますが、太いタイヤのほうが楽ですね〜
先頭右側がTJですね
ナイスガイで冗談ばかり言って楽しいですが、先頭引いてちゃんとサインを出したりあちこちに気を使っていました。あとハムストリングがでかい!
そうそう、野辺山の話で盛り上がりました
日本はいつ行っても歓迎されて楽しい時間だそうです
45kmくらいで1回目の補給
なんと豪華な補給!ライスケーキからフルーツまでかなりたくさん用意されていました
これはうれしいですね〜。明らかにカロリーオーバーのような気がするけど食いますw
60kmくらいでアップダウンでペースが上がりました。ちょっときついなと思ったんだけど集団なので走りやすく良いかなと思ったところでダート登場
前に出れるなあと思ったらダードの長い登り。これがきつくてロードの連中にごぼう抜かれ。だんだん疲れが出てきました
あまり長い登りがないのがこのあたりの特徴なのですが、最後にマサチューセッツ州で珍しい少し高い山を登るので温存が必要です
先頭集団からちぎれたとことで後ろから来た人がサドルを押してくれました
なんということでしょう~
「ほれ、がんばれ!」という一言、このタイミングで入れられるとたまりません
次の下りで踏んで集団復帰したところで2回目の休憩ポイント
だいたい80kmポイントだったかなあ
ここではメイプルシロップベースの補給食でした
甘くて美味しいですこれw
ここでは元CX USチャンピオンのジェレミー・パワーズと話ましたよ
Timみたいなバカ冗談は言わないですが、ナイスガイです
思った以上にスリムな体型でした
さて、2回目の休憩の後からが地獄
上にも書いたWachusett山へのヒルクライムがあります
しばらくロードのアップダウンを走りますが先頭集団がバラけていてどこが先頭かもうわからない世界
数名拾ってグループを作るんだけどそれもバラけるしみんなヘトヘトなのかな
そしていよいよWachusett MountainへのClimbへ
いきなりのダートでこれがまた斜度もあって厳しい!!!
スタンディングするとリヤタイヤが滑りやすくて丁寧に走るんだけどもうヘロヘロ
CXで来たら問題ないと思っていたんだけどこの斜度は無理!リヤ28丁にするべきだった
で、落ちてくるロードを交わしながらプッシュ、HRは限界値180bpmへばりつきです
もう本当に無理〜
やっと舗装路に出たところで安心したのもつかの間
ここも同じくらいの斜度でギヤ不足。ケイデンスは40〜50程度で筋肉に負担かかります
するとその時、右足のふくらはぎが激しく攣りました。かなり痛いです
足首を曲げてふくらはぎを伸ばそうとしても力が入らず無理
少し下りがあるところでやっと伸ばせたのもつかの間、また登り
あと少しなのでなんとかごまかして最後の一息というところで今度は左足のふくらはぎが同じように攣ります
う〜、限界!というところでなんとか山頂到着
両方のふくらはぎ激痛。まいりました・・・
100km近く走ってからのヒルクライム、今の自分には厳しいですね〜
自分が到着して水を飲んでいるとすぐに先頭集団が出発
ダウンヒルなのでさっさと消えてしまいました
これはと思って追っかけてみようとしたのですが集団には追いつけないです
下って平地になったところで残り5kmほど
もう周りには誰もおらずそのままフィニッシュまで
111km,3時間44分、TSS=264と久しぶりにハードなライドでした
Wachusett Brewering 到着後は水がぶ飲み、着替えてビール!食事が提供されて少しのんびりして帰りました
【感想】
序盤はのんびりだけど、後半マジでキツイ。特にこのコース作ったやつはねらってやってるよなw さすがのコースづくりだし、グラベルもとても楽しめた。ヒルクライムは・・・
来年もあるといいですね!
【機材】
Toyo CX-S, Stan's no tubes ZTR Alpha 400+IRC SERAC SAND 4.0bar
機材の選択は良かったと思う。特にタイヤは舗装路でもよく走るしグラベルでも安心でした。この組み合わせレースでも使っているんだけどシーラントなしでも全く安心なところが最高です
ということでフィニッシュ後またチャンピオン2名と