Mt. Kearsarge Hill Climb
先週に続き今週もヒルクライム
(決してヒルクライマーではありません)
Cyclocrossシーズンがいよいよ始まるので、それに備えたトレーニングです!
まずはこのレースの名前、Mt. Kearsargeですが、原住民がつけた地名だそうです
このあたり、移民がつけた場所の名前はイギリス風なことが多いですが、この場所はあえてカタカナにするとケァ〜ルサ〜ジみたいな感じです
8マイル(約12.5km)
前半4.5マイルはアップダウン、後半3.5マイルが平均斜度8.5%
ほとんど森の中で森林限界は超えない
Hopkinton Rotary 2018 Mount Kearsarge Hill Climb
うちから車で80分で会場に到着。森のなかの駐車場が受付とランチの場所
準備してローラーでアップ
今週は頭痛が続いてあまり練習できなかったけど体の調子はそんな悪いという雰囲気ではなさそう。10分で上げてSSTを5分やってしっかり汗をかいた
荷物を上げてくれるというので一応リュックにウィンドブレーカーとタオルを入れてあずける。天気もいいので不要っぽいけど。あとおやつも入れたw
集合してライダーズミーティング。参加者は99名、タンデムバイク2組いるとか。今日は一輪車はいないっぽい
道路は基本借り切っているみたいだけど一部右側を走れとか、山でガタガタが多いから気をつけろとかそんな感じ。カナダからのゲストもいたのでフランス語でもなにか言っていたな。カナダというよりケベックだな、ケベック星人がいるのでカナダ国歌、続いてアメリカ国家。誰もヘルメット取らないんだけどこういうこともあるんだな
スタート地点に並んですぐにレース開始
先頭集団は40人くらいいる雰囲気で最後尾につけることに成功
すぐにアップダウンが始まり登りでは5倍の世界
思ったほどアップがちゃんとできていないみたいでかからないというかきついので1kmほどでちぎれた
程々に下りもあるのでそこで追いつきそうになるけどなかなかという状態が1kmくらい続き、すごくケイデンスの高い女性に追いつく。ギヤを見たらスーパーヒルクライム設定なのでギヤが足りない様子。後ろについてもらって引っ張ってみたら次の坂で置いていかれた(この人女子の優勝者)
なんとか回復してきたのでまた下りで踏んで先頭集団に合流成功
こりゃ〜楽だわ〜、の世界を1kmちょっと過ごさせてもらう
州立公園っぽいゲートとロータリーがあっていよいよ5%を超えるヒルクライム区間開始。早速千切れます。やる気あるのかと聞かれれば、ありますと言いますが、無理なものは無理!
130台まで落ちていた心拍数もあっという間に170超えの世界に再沸騰
一人旅というか、前後に数名いるだけのヒルクライム開始です
周りは森で道路は秋葉山より少し広いくらい。周囲の木々はそんなに高くないので所々日向があるけど基本日陰。もう淡々と踏んで行くしかない世界なので、32T 80rpmくらい、FTPの上に行ったり下に行ったりを繰り返してがんばります
コースもきつい区間と緩むところ、平坦から少し下りまであってパワーを見ても結構上下してますね
ここからフィニッシュまでは誰かを抜くことはそういえばなかったなあ
というくらい、抜かれまくったわけですが、残り2マイルのところで抜いてきたシニアな方、体幹がでかくてパワフルなペダリングなんだけど、どう見ても60歳以上
負ける訳にはいかないとくらいついてみました
あとから会話して知ったのですがこの先輩もMickさん
さて、大先輩Mick氏は道路の左側べったり走ります
結構日向が多くて暑いし自分は右側、先輩Mickの右後ろを淡々と
残り1マイルを切っても同じペースでした
少し景色が開けたところあたり、肺なのか過去に折れた鎖骨なのか左胸のあたりが痛くなりはじめました。鎖骨は最近追い込んだときに痛くなることが増えてきてるんですが、今日の痛み方はちょっと違ったのでなんだったんだろう
斜度が少し緩み応援の人が出てきたのでフィニッシュも近い
のこり300ヤードの表示
っていうか300ヤードって何メートルかいな!知らんがな!クソっと思ったところで先輩Mickが立ち上がってスパート開始、ぐんぐん引き離されます
フィートと同じだっけ?それなら100mくらい?とか思いながら座ったまま食らいついてみますが無理で、カーブを立ち上がったところで立ち上がってみたらすぐにフィニッシュでした
結果としては大先輩には8秒差をつけられました
のこり300ヤードの後、立ち上がったところを撮影してくれました
もがいてるときこんな顔してるんだね〜
【記録】
40分ちょっとなのでNPではFTP以上出てたのでおっさんにしては合格でしょうか
IFも1.00ということで追い込みましたよ
下り区間や集団にもいたので、それを加味しても1.00はまあよいのか
平均ケイデンスは83。後半は70くらいだったと思う
【機材】
Cannondale Supersix Evo Hi-Mod, HED Belgium plus/White industry T11+IRC RBCC 25mm TL 6bar(F/R)
今日から新しいホイールでした。手組みのワイドリムです
最近の自分はホイールよりもTLタイヤが入っていればもうごきげんですね。IRCもとってもいいです
機材は自分にはもったいないくらいのものですね、そういえば
レース後は全員がゴールするのを待って自走で下山
駐車場横の会場でランチとラッフル大会(抽選会)がありました
1等賞はTREKの2019 Emondaだったので参加者たくさんでした。が、何も当たらなかったです・・・暑い中見てたんだけど残念
アットホームなレースづくりでとてもいい雰囲気です
参加賞のTシャツとマグカップはもういいかなと自分は思うんだけど、しょうがないですね
優勝したのは同じ40歳代のRichさん
実はCXではライバルで知り合い。上の写真、左の背が高い人ですが、そういえばヒルクライマー体型です。隣りにいる20代の若者を破っての優勝なので嬉しそうでしたね
すごいなあ
会場から戻るときに高速道路のパーキングでこんなものを
ボストンがあるマサチューセッツ州の北にあるニューハンプシャー州は消費税なし。なのでお酒を買って帰れるようにパーキングに巨大な酒専門のマーケットが
日本では飲酒運転とか考えると信じられない世界ですがさすがアメリカです
で、ウイスキーのコーナーを眺めていたら漢字が目に入ったのですが、
先生
大和
愛子
いやいやいやいや、大和くらいはまあいいとして、ウイスキーに先生ですかい?
愛子さんは一体なんなんでしょう?
ジャパニーズウイスキーが変にブームになっていると聞きましたがそれは有名な響とかそういうので、これは一体?!
左の先生のラベルにある船頭の絵はなんだか中国風だし、右の大和も筆ではなくマーカーペンで描いたような文字の雰囲気、で愛子の印
詳しくないのでなんとも言えないけどこれだけ見ると怪しいと思ってしまいますね。ジャパニーズウイスキーというには具体的な基準もないと聞いたことあるんだけど実際どうなんでしょう。ちょっと心配になるね