Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

KMC CrossFest 2018 - Cat4/5 17th/80, Cat4/5 40+ 11th/40

9月を締めくくるCX大会に参加

これで9月は合計7レースに参加しました

f:id:mick_kamihara:20180929131211j:plain

www.bikereg.com

 

自分の住んでいるマサチューセッツ州の南にあるコネティカット州にあるトンプソン・スピードウェイというローカルサーキットを会場とした大会です

この週末は秋晴れで最高の天気でした(日本は台風で大変だったようで少々申し訳ないですが)

 

9月は去年の悔しさを晴らすためにとにかく出れそうなレースはすべて申し込んでDNSしてもいいからとにかく完走数を増やし経験を積むつもりでした

とにかく単身赴任生活が孤独の境地なので、自転車でも楽しんでいないとやってられないです。どうせならくたばるまでとことんです(半分ヤケ)

 

この週はだんだん体調が悪くなっていって、レースは休もうと思ったんだけどそうなると完全に負けなので頑張って準備して会場へ。やはり忘れ物したり集中できていないし試走してレース本番前でも気分が全く入らない状態。自分で言うのもなんだけどかなり状態が悪い

 

土曜日はCat4/5全年齢で80人出走。午後からのレースだったので昼過ぎに到着

試走はレースの間にできるのですが1周したら時間切れ

コールがあって並んで3列目

スタートはいい感じで左右ぶつかりながらも前に出て長いストレートからダートへ

1周目は13位前後で走れたが2周目から落ちていって最後までパックで走り5周回を貼りしきった。結構バトルも多くて楽しかったかな

 

日曜は朝9時過ぎのレース

同じCat4/5だけど40歳以上のマスターズ扱いのレース

コールでは2列目で最初にコールされた人のすぐ後ろを獲得

やはりスタートからその人はダントツですぐ後ろを追いかけて7位くらいでホームストレートからダートへ。そのまま最初の周回、2周目と進んでいい雰囲気。30秒ほど前に3人いてその後ろの3人パックなので6位かな(実際は最初の人がぶっちぎっていたんだけど)

3周目から通称黄金のタレ発生、バトルを楽しんでいた人たちに差をつけられてしまい4周回目に決定的に。どうも気持ちが入らない

最終ラップも2名に抜かれ食らいついたけどサーキットコースのアスファルトでスパートかけられて差をつけられてしまう始末

転倒なしで走りきって11位

 

【良かった】

転倒なしで両日完走

キャンバーの多い難易度の高いコースを楽しく走れた

少なくとも走っている間は仕事のことは忘れられた

 

【反省点】

走り込み不足?

維持できない、喰らいつけない、ダメなおっさん

 

【機材】

東洋CX-S

Front: Shimano WH6800, IRC SERAC EDGE 2.0bar

Rear: ZTR Alpha 400, IRC SERAC CX X-GUARD 2.0bar

 

EDGEの使い方、だいぶ馴染めてきたと思う

舗装路での転がりの良さは圧倒的だし、芝生でも速いと感じる

あと東洋CX-Sは鉄バイク好きなおっさんたちにかなり受ける。とくにエンブレムと溶接のロウ付け部分、全体の雰囲気とか

 

【コース】

トンプソン・スピードウェイはアメリカ郊外にある車やオートバイ用のサーキットです

鈴鹿よりずっと小さいけどイメージとしては日本の郊外にあるローカルサーキットのアメリカ版で、キャンバーのついたオーバルサーキットがあるのがアメリカらしいとこ

f:id:mick_kamihara:20180930075837j:plain

そういうところなのでコースづくりも工夫の範囲が広くて、ストレートのアスファルトが長くまるでCXワールドカップみたいでした

f:id:mick_kamihara:20180930081035j:plain

スタートからここをぶっ飛ばして突き当り少し右にタックインしたらまた同じくらいの長さの舗装路直線

f:id:mick_kamihara:20180930075726j:plain

舗装路が終わったら芝のキャンバージグザグがあってサーキットの中へ

コースアウト部分の芝やグラベルを使った上のような場所もあったりで、その間サーキットの舗装路を走ったりします。ドロベタの自転車がアスファルトの上を走って路面が汚れるとかあまり気にしていないのでしょう

f:id:mick_kamihara:20180930071504j:plain

上のグラベルが終わったら土手を一旦落ちてすぐこの上り

写真左下、谷のところで勢いつけて駆け上がらないとすぐに失速して降車です

あとここまで最初の直線からアウター使っていることも何度かあったので、この手前でインナーに落とす必要があります。直線が長いと珍しくアウター使うのでこういうところも経験値稼ぎです

f:id:mick_kamihara:20180930075927j:plain

オーバルサーキットの周辺グラベルを走って突き当りがこのターンで見ての通り砂がだんだん柔らかくなってきて走るたびにコンディション的に難しくなります

リーンインで曲がってもフロントが切れ込むので上手な人の走りを見に行くべきだったなあ

f:id:mick_kamihara:20180930080030j:plain

砂のターンを立ち上がってまた芝をジグザグして突き当りはまた上の写真土手

土手の先は池で写真でいうと右手に進むキャンバーセクションになります

勢いつけて上がってすぐに右にターン加速というアレンジですね

f:id:mick_kamihara:20180930080058j:plain

これがその右手に広がるキャンバーセクション

2日目の写真なんだけど、1日目より難しくなってたな、そういえば

ここは結構自信を持って走ることができたセクションでバトルを楽しんだ

f:id:mick_kamihara:20180930080147j:plain

池をグルっと回って反対側もキャンバーでラインが限られるのでここもコースがどんどんガタガタになって難しくなっていく

とくに1日目テールトゥノーズでバトルしているときは前の人がいて段差が見えなかったので走るのが難しかったな

ここをすぎると芝と少しドロがあって2枚板のシケイン、また芝ジグザグやって次はこれ

f:id:mick_kamihara:20180930080417j:plain

CLIFバーのところまで駆け上がって左にキャンバー

ここも滑るギリギリなんだけどEDGEはいい仕事してくれた

しかし本当にオフキャンバーだらけだ

f:id:mick_kamihara:20180930080513j:plain

キャンバー下ってまたサーキットを横切って芝へ

この写真の先右手にドロと芝を行って戻ってくるんだけど、戻るところのオフキャンバーがまたジグザグになってて意地悪、難易度高かった。ここは自分にアドバンテージはあまりなかったし、進入ライン悩んだところだった

f:id:mick_kamihara:20180930080652j:plain

後半はサーキットそのものを走る部分も多くこれもその一つ

2日目朝の試走時なのでまだ霧が出ていてきれいですが、レース時はもう暑かった

この先一旦芝に入ってジグザグ、その後またサーキットを走ります

f:id:mick_kamihara:20180929160711j:plain

Cat1/2/3の先頭集団なんだけどまるでロードレースですね

ドラフティングの効果がしっかりわかるくらい長い直線でした

f:id:mick_kamihara:20180929160730j:plain

その後はフィニッシュラインに向けてあと少しなんだけどまた芝のキャンバー

とにかくキャンバー攻めで、シケイン進入がすでにキャンバー

 

f:id:mick_kamihara:20180929160039j:plain

シケイン立ち上がったら短い急坂があってうまくいくと乗ったままクリアですが、前が詰まると降車せざるをえないですね

f:id:mick_kamihara:20180929160043j:plain

この坂100mくらいあるのかな、登りきったところがフィニッシュ

f:id:mick_kamihara:20180929131236j:plain

ただし次の周回に入るときはこの坂を落ちます

この下りはすごくダイナミックで日本のCXでは走ったことないレベルだったし、できればMTBで走りたいくらい難しかった

2日目は途中にシケイン入れられてて途中までリヤブレーキしっかり使ってシケイン超えたら開放みたいなふうになってた

 

 KMC CrossFestaはUCIレースなんだけど、ワールドカップアメリカでの2戦目)と日程が完全に重なってしまって今年は参加者が少なかった様子

自分初めてだったのでアクセスも楽で会場も混んでいなくて楽(例えば洗車)だったのですが、ちょっと人が少なくて寂しかったですね

でもコースづくりも会場も今まで参加した中では最高と思える場所でしたのでがんばって土日行ってよかったかなと