Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

PowerCal

パワーメーターというか、メーターを使った疲労などの管理マニアになりつつあります
そうなると運動したデータ全てを記録してGoldenCheetahに突っ込んでおきたくなります
なのでパワーメーターついていないマシン(MTB、CX-S)でも出力を測定してみたくなります
ただし金はない
 
よってそこは割りきって、目的である運動量や疲労度合いの管理ということに絞ってざっくりでいいのでTSSなどを知りたいとします
PowerCalは心拍系ベースなので投資も安くてそこそこ精度とれるので割りきって使ってみることにしました

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【良い所】
初期投資が小さい
ちゃんとANT+でパワー値出してGARMINに記録できる
 
【割りきったところ】
精度の高い測定はできない。瞬時のパワーとかそりゃ心拍数ベースでは無理だろ
 
調べてみたところ、調整すれば狙ったところにかなり近くなるようです
同じメーカーが作っているハブ型パワーメーターであるPowerTapを持っていることが条件ですが、これはいいです
ということでやってみる
 
ここを参考にしました
とくに第3部のところ、調整方法が出ています
測定して結果を得るところまではそんなに難しくないです
 
実際に調整値をPowerCalに記録するための、PowerAgentというソフトウェアが鬼門。Javaなんてものをインストールしなければならないところから始まりました。Mac使いにはハードル高くなかなかPowerCalが認識されない。あきらめてWindowsでもUSB-ANTスティックをちゃんと認識させてやっと通信できるようになった
 
で、調整ですが、まずはデフォルト調整値
A 2.550
B -190.0
C 150.0
 
というのがあります
 
さっきのリンク先のようなテストをやってみて、その結果からPowerAgent計算値
A 2.905
B -228.3
C 150.0 (計算値なしなのでそのまま)
(5分アップ後、175Wを3分。3分ごとに25W上げて275Wまでやりきった結果をベースにしました)
 
やはり急激なパワー変化には追従しないし、スプリントは検出できない。それは当然。これはHRをベースにしているからしょうがない。ただ、当初の目的であるTSSなどの計算には全く問題精度を出してくれます。スプリントすればそれだけ心拍数あがるので、結果として長い時間で見た体にかかったストレスは計算できるということなんでしょう
これでMTBやPowerTapを使えない状況のときでもCTL/ATL/TSSが管理できるようになりました
 
という自慢話でした