Coonamessett Farm Eco Cross - 2017/11/12
今日はちょっと規模の小さいCyclocrossのレースに出場しました
ここ1ヶ月ほどあちこちに出張が続き、怪我をしている脚を休めることができました
出張するってことは練習もできていないのですが・・・
肉離れはだいぶ回復したかなと思う時もあれば、じっとしてるとやはり動き出すときに痛いとかマッサージするとかなり楽になるとか、ふくらはぎが左側に比べて硬いなあとか色々感じることがあります
こちらのCXシーズン後半も残り1ヶ月ほどですので、出ておかないと終わるという焦りもあり、結果は期待せず少し小さなレースに参加してみました
ちょうどこの週末は大きなレースやってるので、そっちに行く人が多いんだと思います
先週ずっと出張だったのですが、金曜にボストンに戻ると氷点下!
日中も最高気温2度とかって雰囲気で一気に真冬状態。浜松で言えば一年で一番寒い日にいきなりなってしまったくらいです
今朝も早朝は氷点下。ノコノコ準備してくらい中出発して1.5時間ドライブして到着。観光地のCape Codeの近くと言いますが相変わらず森の中で、今日の会場は農場。牛やヤギや鶏その他の声がたくさん響くのどかな会場です
準備して試走へ。寒い。寒すぎる。耳あて付きのキャップだけでなく、今期作ったチームのシクロクロス用ワンピースもついにレースで下ろすときがきました。こんな分厚い生地のもの使うときあるのかよと思っていましたが、これ着てもすげえ寒いし
農場なので畑の中のガタガタ、作業用のジープ道ガタガタ、森の中突っ走ってアップダウンたっぷり、砂利の作業道すっ飛ばして砂地で180度ターン、また畑の中ガタガタ+アップダウンという感じで、ミニ愛知牧場という印象。好みのコースですねえ
タイヤに負担が大きいのでSERAC CX X-GUARDを入れてあるホイールに後輪だけ交換。気圧は触って元のホイールと同じくらいなんだけどメーターで見たら1.6bar。南下低いなあ。そこらへん乗ってみても悪くないのでこれでいくことに。前はSERAC MUDのまま。跳ねるけどスピード出したいので2barのまま
2周ほど丁寧に試走してライン取りなど確認。脚も調子悪くないです
道路でアップしたりオイルマッサージしたりして時間になったのでスタート場所へ。
今日もCycloResultの順番でコール。50人出走の12番目。並んだら2列目でいい場所です。寒い。サイコンの気温見たら4度
いきなり号砲
スタートからしまったジープ道登り→右コーナードロップから森の中へという第一コーナー
得意のダッシュで登りで6番手くらいで右コーナーへ。ドロップで一つ前に上がって森の中。前の人にピッタリつけて森の中からジープ道へ出る所で前の人がスリップダウン。そのまま4位でかっ飛ばしてジープ道180度ターンへ
みんなここのツッコミで差してくるんだろうと想像し、少し早めにブレーキ。ひどいチャタリングで前輪が暴れる。突っ込みすぎた人達がターンできずにコーナーの奥にF●●K!!!と叫びながら消えていく(笑)
砂地ターンでゆっくり立ち上がりスタンディングへ。体がついてこない。上げすぎてしまったと痛感(つまり練習不足)
なんとかのそのまま4位で再び森の中から急斜面を登るセクションをクリア
その後の畑のアップダウンでいっぱいいっぱいになりごぼう抜かれ状態へ
2周目に入る頃には4人くらい抜かれたかも
2周目からはフルコースで周回
息が上がっていて心拍も175前後といつもより低め。気温の関係かな
スタート前からパラパラと降っていた雨のせいで土がぬかるんでいる所がでてきた
滑るなあと思っていたら高速左コーナーでフロントが滑り出す
ああ、滑ってると分かった
左足を出して反応するべき所、疲労のお陰でそのまま転倒
腰、膝、肘を強打。膝から血が流れているのが見える。やってしまった!
アドレナリンのおかげですぐに再スタート。チェーンも落ちていない
しばらくするとリヤタイヤがおかしな感触に。嫌な感触で突き上げてくるしターンでヨレる。これはあれだ、あれですよ・・・
見てみると潰れまくっている=パンクしている
スピードも出せなくなり我慢してピットまで。ここまで抜かれまくり。泣けるぜ。転んだらパンクするのか?!くそ!
ピットで予備ホイールに交換。急いでやったけどあとで見たら45秒でできてた。なかなかやるな(笑)
ものすごく長い時間に感じたしたくさん抜かれた気もした。すごく焦る
後半の畑アップダウンへ向かって再スタート。ここはすごく好きなセクション。愛知牧場のドロップから先によく似ていてライン取り良かったらノーブレーキでトップスピードまでいける
前の人に追いついてプレッシャーを掛ける
スタート地点で残り3周表示
ゆっくり抜いていけばどこまで行くかわからないけど出来る範囲でやることに
もう右足の肉離れのことは忘れてた、そういえば。良くないは、これは
残り2周で一人になってちょっと前に二人パックが見えてきた
ふたりとも体が大きい
激坂セクションか畑ドロップで交わしてこの二人を抜いてゴールすることを目標に
ダウンヒルでは追いつくけど坂の馬場状態の場所で差をつけられてしまう
インターバル出来てない証拠だよなあ・・・と思いながらゼーハーゼーハー
左足から血が流れているのが、破れた(ほぼ新品の)ニーカバーの穴から見える。牧場の土がたくさんついているなあとか思った
結局最終ラップでこの二人の直後についたけど、抜ける場所がなくそのままフィニッシュ。結果は・・・今日は見ないで帰ることに
片付けて着替えると血だらけなのと打ち身もひどく痛くて歩きにくい。
我慢して救護はあるか聞いたけど、ない。小さなレースだからなあ・・・
【良かった】
肉離れは少し良くなった。というのが分かった
スタートダッシュは決まったし、左右からのバトルにも負けなかった(笑)
【反省点】
焦って転倒。路面の状況が変わっていることに対応できなかった
練習不足。くそー(ここには出張が多い人の叫びも入っています)
【機材】
Toyo CX-S, ZTR Alpha 400+IRC SERAC TL MUD 2.0bar(F), Shimano Ultegra+IRC SERAC TL CX X-GUARD 1.6bar(R)→パンク
【感想】
もし転倒しなければずるずる下がっても10位くらいには入れたかな。
今シーズンは引っ越しして環境も大きく変わり、練習不足もひどい上に怪我もしてしまったし、アメリカのレースに慣れるということでもういいと思う。それでもシクロクロス楽しいし。
今の環境で去年くらいのパフォーマンス出すのは練習をどう変えていくかになるけど、今は本当に答えがないです。本当に時間取れないし、出張多いし。悔しいなあ
ブレーキシュー調整してみてもフロントブレーキを強くかけたときのチャタリングが改善しない。他の試すかなあ
今シーズンから使っているブレーキが強力なのも関係していると思うので、弱めのシューでいいのかもなあ
カンティの調整は自分には難しいし、これもまた悩みどころ
【オマケ】
今日のレースもFATクラスがありました
関係者が乗っているのを見たのですが、CXのコースをFATで走るのは楽しそうです