Midnight Ride of Cyclocross - Cat4 27th/83
今日もCXレースです
シーズン始まって4戦目です
この2試合ほどパンクしたので今日は試走でIRC SERAC EDGEを試すことに
期待することは
・転がり抵抗の低さ
・比較的新しいタイヤなのでパンクしないこと(傷んでいないということ)
Cyclocrossといえばノブたたくさんついたタイヤばかり使ってきましたが、東海CXのWNPなどでサンドやこのEDGEも使ったことはあります。が、芝などのコースでレースに使ったことはないです
New EnglandのCXコースは石や木の根が多いMTBクロカンっぽい厳しいコースと公園や牧場を使ったコースに分けられるかなと思うんだけど、後者はこのEDGEでも十分に行けるかと。とくにフロントはパワーを伝える役割よりもターンのときのグリップを重要視するので、SANDではなくこのEDGEがリリースされてから使えるのかなとは思っていました
今日のコース、これはメインストレート
今日の会場は去年スコア的にベストリザルトだったBolton Fairという牧場
今年初戦のKalon牧場の向かいの牧場です
Kalonよりも高低差は少なく、コースは7割芝、2割ハードパック、1割重馬場(だけど今年は雨の影響で湿っていて締まっていた)という雰囲気。何箇所か水たまりというかドロがあってドロドロになりそうという感じです
ゆっくり1周、2週目からペースを上げてフロントの感触をみます
全く問題ないというか、重馬場での加速が気持ちいいくらいで転がりがとても良いかなと
このコースは木のチップが敷き詰められた屋根付きのセクションがあって、ここはもうとにかく横滑り多発セクションで難しいのですが、ここでもノブが横にしかなくても問題なく走れるので今日はこれで行くことに決めて合計3周
一応空気圧を再確認して下がっていないのを見ておきました
今日エントリーしたのはCat4で、年齢制限無しのクラスで90人近くエントリー
CrossResultsによる事前予想だと33位くらいとのこと(これは今までのポイントで計算しているもの)
crossresults.com - we wrangle data so you don't have to
目標としては30位以内ということでしょうかね、マスターズではないCat4で走るの初めてだし
ローラーでアップして集合場所へ
今日は気持ちがあまり前に出なかったな
ゼッケン順に呼ばれて、自分は331番で4列目
他のクラスのレースだけどスタートこんな感じ
一番端が空いていたのでそこを選択
号砲から全開スタート
もうぐっちゃぐちゃで自分がどこにいるのか分からずハードパックセクションから数mのドロを超えて芝へ。団子になっているのでどんどんパスして前へ、今日はターンで面白いように抜ける(のは最初だけなんだけど・・・)
重馬場に来てブレーキかけてターンインするとフロントタイヤが寄れる感じがします。少しパンクの予感がしますが、無視して加速。このあたりまではリーンアウトで小さくターンが上手く決まったかな。あ、でも外から被せられたりもしたか
ちょっとした木々の間に細かいターンがあってここが難所
団子になると渋滞して糞詰まりになるのでできるだけこのセクションの手前で前に出て自分のペースで行けるように踏みました
この後また少し芝があって木のチップがしいてある屋根のあるセクション
180度ターンの連続でテクニカル、前後のタイヤが滑るのを上手くコントロールする必要があります。ここもリーンアウトをうまく使うと小さく回れるんだけどそれでも難しい場所です。これは日本のコースでは体験したことないようなものでこの場所独特かも
チップセクションを抜けるとハードパックの登りがあってその後また芝でジグザグ件の連続。ここもまたリーンアウト攻撃で小さく回って加速の連続。下りながらのターンはフロントタイヤに負担がかかるのでリヤブレーキを引きずりながらペダルを回すような技も使ってみたり。ここはうまく走れたかな
フロントストレートに戻るところにまた水たまり+ドロがあってベトベト
ラインを選んでみればドロが深くないところもあったけど全開で走っていてコンディションも変わっていくと判断は難しいかもねえ
2周目あたりからほぼ同じレーサーとランデブー走行
このあたりで有名な545veloというチームの人目の前にいてぴったりつけてみます
ほぼ同じペースですが、大体のテクニカルセクションでは自分に分があるけど狭い木々のところとパワーセクションは負けているようで差をつけられてしまいます
3周目になって追い上げてきた人数名にパスされてしまうんだけど相変わらず545とランデブー。思い切って前に出てみると今度は相手が後ろにピッタリつけてくる展開
やはりパワーセクションで並ばれてジグザグで差をつけるような雰囲気だけどあまり自分にアドバンテージはなさそう
合計5周なので最終ラップが勝負ですね
4週目くらいでちょっとへばりました
全開走行30分超えてて、今日はHRもほぼ180bpmで調子は悪くないけどちょっと練習不足なのか体力不足なのか、力が出なくなりました
1周約2.6km、8分弱のコースですが、4ラップ目は3ラップめから10秒落ち。全体的なパワー的には悪くないんだけど落ちてますねー
最終の5周目になって545に抜かれました
後ろからプレッシャーかけてやろうとぴったりつけて右に左に
思った以上に加速していって15mほど差をつけられて重馬場へ
ここですぐに追いつけたんだけどなんと伏兵登場。その後のシケインのあとに抜かれて2名が前に
狭い木々のところまでで抜き返してやろうと並ぶと向こうもムキになって加速
おお、これは楽しい!その後木のチップで少し前にいたMRCが転倒していて我々3名でパス。ハードパックの坂で差をつけられてしまいその後の芝下りジグザグへ
追いつけるかと思ったらふたりとも全力で逃げる
それどころかさっきのMRCが追っかけてくる。こいつそういえば前半に横並びで争ったやつなので絶対抜き返してくるだろうと予想
もう一つのシケインがあって、この先が上り坂なので登り切るところまで自転車を押して行って乗車、そこからの下り前回
高速ターンでフロントが横に逃げてスリップダウン試走になるのをまたまたリーンアウトで処理して泥を超え、545が見えたのでフィニッシュまでのストレートを全開でふんでみたけど2秒追いつけず
あとから見たけど最終ラップ後半は183bpmまでHR上がってたねえ、すごいねえ
結果は27位/83人
年齢制限無しのCAT4デビューとしては実力通りでしょうか
【良かった】
久しぶりにトラブル無しで出し切れた
SERAC EDGEで思いっきり走りきれた
【反省点】
ちょっとスタミナ落ちている。練習不足だな
【感想】
芝であまり石や木の根がないコースではこのタイヤ設定でも十分行けそう
逆に石や木の根が多いコースでは前後X-GUARDのほうが自分は良いのかもと思ったり、まだまだ研究する必要がありそうですね
【機材】
東洋CX-S
Front: Shimano WH-6800, IRC SERAC EDGE TL, 1.8bar, シーラント入
Rear: ZTR Alpha 400, IRC SERAC CX TL X-GUARD, 1.8bar, シーラントなし
レース後リヤのみ空気圧0.2barくらい落ちてた、フロントは維持
泥のセクションがあったのでかなり汚れました
それがですね、牧場なのでただの泥ではないようで
なんか臭う・・・
牧場、ニオイ、このニオイ、といえば
牛のフンのニオイだなこれは
あっという間に乾いてしまって、洗車できるところもないので雑巾である程度落として帰りましたが、手も臭いし・・・う〜ん(こ)
【おまけ】
シングルスピードの部も結構な参加者がいてこんな感じ
タイラップでシフトレバーを固定したバイクの人もけっこういます
一度出てみようかなあ・・・と思ったり
このレースですが、今まで毎年なんと水曜日に行われていて、名前から想像するとおり上位クラスはナイトレースのようです
自分たちは昼間でしたが、機会があったら夜のレースも見てみたいですねえ