Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

はままつシクロクロス 2021/04/03

もう何度も参加させていただいているイベントに参加してきました

前のエントリーにも書いた通り体調は回復期で決して良くないのですが、徐々に慣らすのが目的です

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このレースは、カントリーモーニングが開催してくれるアットホームで楽しみなイベントです。土曜日がシクロクロス、日曜日がMTBという形ですね

 

レースに出るとすると、2020年12月の東海CX WNP以来なので約4ヶ月ぶり

マシンはGIANT TCXで、レース初投入になります

12月の腰痛発生〜1月に落車で怪我、緊急事態宣言でレース全部なくなって怪我の回復に専念していましたが、ストレッチがんばりすぎたのか3月になって腰が大爆発。C3PO状態になりました。そこからトレーニングへのアプローチを考え直したのは前のエントリーの通りです

 

おかげで腰はゆっくり回復方向でしたが、レースに出るとなると勝ち負けよりも体の調子を判断するための様子を見るというのが目的ですかね

今年は体力落ちているので見送るつもりでしたが、3月下旬から暖かくなった影響からか、腰が軽くなったので様子を見て判断。さすがにC1で10周は無理なので7周のC2です

 

当日は晴天で暖かくなりました。が、会場は風があって肌寒い状態

受付をしてから試走に出ます

 

コース

コースはいつもの駐車場横の砂利広場から松林の中に入ってシングルトラックや凸凹や砂地があってバラエティに富んでます。とくに最初の砂は少し登って一旦固くなったと思ったらフカフカになったりでパワーかければ乗車で突破できますがレース後半ではスタミナが持つかどうかというところ。前走者がいない状態でアプローチするのが理想的な場所ですね

 

池の周囲へのアプローチもライン取りの工夫が難しいところでした

固まった砂利道からシングルトラック凸凹に入るのですが、下りで滑りやすい砂利から右にターンして入るのでスピードが落ちてしまう場所。カットインするイメージで早めにバイクの向きを変えて直線的に入るのがその後の一瞬の砂も乗り越えられて楽でした

 

他にも速度が落ちる短いふかふかの砂区間があってめっちゃ楽しいコースづくりでしたね〜。WNPのように遠くまで見えるコースではなく、ほとんどが松林の中なので目の前に集中できるのもいいです

 

レース

AJOCCのレースではないので、ゆる〜い感じで招集開始。4列目くらいに並んでスタートしました。スタート直後のグラベルで踏んで前方へ、林の中に入って凸凹でも踏んで前へ。CXレースの感覚はやはり忘れていないようです

 

最初の砂区間、前を走っている数名が失速していたのですがうまく横を抜けて行けて前へ。ジープ道を下って前を見ると池の周辺をまわっていくのが4,5名ほど。しばらくして先頭の赤いジャージが逃げていくので2,3番手に声をかけて追いつこうと

しばらく4名の先頭パックとなったつもりで、シメシメ・・・と4番手をひたひたと走る作戦へ。程々に抜いて楽させてもらおうと

 

しかしですね、うまいことパックは維持されず3番手を走っていて先頭から10秒ほど差をつけられた状態に。一人転倒してたので3位になったのが4周目くらい。自分はもう体力もかなり尽きてきている感じで、腰も「ずし〜ん」と重たくなってきました

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鍛えている頃なら全然苦にならないペースなのですが怪我、体力が落ちている、体重増えている、完全に慣れていないマシンなど色んな理由で追えません

それでもコース路面の変化やライン取りは楽しく、やっぱりシクロクロス好きなんだなあと改めて思いながらもうひとり抜いて2番手を走行。前走ってた若者が体力尽きただけで実力で抜いたのではないですこれは

 

先頭のライダーは折返しで見えていて15秒くらい。応援に来ていたMさんが教えてくれましたw

もうペース上げる体力も残っていないので維持で走っていたら復活してきたSUCCの若者が最終ラップで抜いていきました。もう残っていないのでそのまま3位でフィニッシュ。先頭から14秒、前とは7秒差でした

 

良かった

30分だけどCXレースペースで走れることは分かった

次の日も悪化はしていないので体調は良い方向に向かっているっぽい

 

反省点

結構力を抜いたつもりだったけど、入ってたな

 

感想

毎年この大会を開催してくださる白谷さん、カントリーモーニングの皆さんに感謝です

アットホームな大会でとても雰囲気が良いです。6位まで賞品が用意されているのも皆さんの気持ちが伝わってきてうれしいです

感染症対策にも気を使いながらキッズから大人まで楽しめるような配慮もいつもながら素晴らしいと思います

本当にありがとうございました

 

さて、シクロクロスシーズンはこれで完全終了です

全日本まではかなり頑張りましたし、その後はボロクソでしたがまたそこそこ走れることが分かった状態でシーズンが終わったのは良かったと思います

まだ腰は油断できない状態ですが、秋のシーズンインが楽しみです

 

機材

GIANT TCX

ホイール:DT Swiss XR-331+Industry nineハブ+IRC BOKEN 1.4bar

ニューマシンTCXでの初レースでした

いままでロードバイクとほぼ同じジオメトリーでCXも運用でしたが、TCXから大きく変えました。ハンドルが近くてクランク軸が高い設定で操作感はMTBに近い印象です

今回のコースではポジションの幅が広くて砂でのリヤ荷重がとてもやりやすかった!

全体的にハンドリングがとても良くて狙ったところにフロントタイヤが入るしCX車両としては最高ではないでしょうか。

 

IRC BOKENはSERAC EDGEのサイズアップ版で砂での威力は抜群。突き刺さる前にじんわり踏んで失速する前に加速を繰り返す船漕ぎ走行がうまいことできました