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Mick Kamiharaの自転車関連日記

Rapha + 弱虫ペダル SUPER CROSS 野辺山 - 2021/11/13, 11/14

Rapah + 弱虫ペダル SUPER CROSS 野辺山 2021に参加してきました

2019年にも参加しましたが、去年はコロナで中止だったので2年ぶりの野辺山です

今回から出走クラスはCM1で40分も野辺山を、それも2日間も堪能です

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Day1


早朝の試走630スタート。すごく寒くて手足がかじかむ氷点下

 

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凍てつく感じだけどコースは完全ドライ。林間に少し泥あるくらいなのでタイヤはSERAC EDGEで行ってみる
コース確認主体だったけど後半30分は体も温まっていい感じで走れた
しかしドライすぎるのでEDGEよりグリップ重視させたく前後CXへ変更

ローラーでアップはいつものルーティンで、30-30がやたらきつく感じる(このときは高地であること忘れてた)

 

スタートは3列目。なんとランダムに並ばされるJCFやるなあ
C2の2分後スタート。まあまあスタート決まって結構前に出れた感じした
初のエリートコースは野辺山名物のキャニオン(1mほどの谷)超えがある

 

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上手い人はジャンプで乗車のまま行けるけど、自分はとにかく安全パイで(幕張の件あるし)
ここを超えた先に下りながら砂利道があってオーバースピードでテープを超えてしまって停車
20秒くらい他の選手が行くのを見守って再スタート
かなり後になってしまったので安全運行で前に出ていく作戦へ変更

思っていたほどバンバン抜けるわけでもなく、意外と心肺苦しいし無理しないでプッシュ

 

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ここまで下がってもまだ抜いてくる人いるのは驚き
どうやら上位ランカーが最後尾当たりからスタートみたいなのもあったみたいで、JCXって一体どういう事になっているんだろうなと思ったり
あちこちにある砂利道やハードパック+小石みたいなところがまるで天竜川のコース。これは練習してきたところなのでアドバンテージあったかも

 

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林間はいくつかスポット的に泥がある程度で右に左に曲がってもグリップあって走りやすいし、フライオーバーからのドロップした先も1日目はドライでスピード乗って走りやすかった

 

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舗装路の長い上りが本当にきつくてきつくて。スタミナ落ちているなと感じました
その後アナウンスで全6周回ってことでもう死亡フラグ
丁寧に最後まで走りきって結果は21位/41だったと次の日に分かりました(リザルトすぐ出ないくらい運営が混乱してたみたい)

→その後27th/44と修正後のリザルトが出ました(2021/12/03追記)

 

 

おまけ1

 

弱虫ペダルが冠スポンサーなので、作者の渡辺先生もライダーやサポートで登場

会場でたくさんのファンサービスをしていました

落車で怪我をしたのに元気にサポートしてて、本当にこの人の自転車愛や自転車業界への貢献の大きさを感じました。サコッシュとキャップを購入させていただき、サインを頂いただけでなく弱虫ペダルの映画の話もしたり、楽しい時間をいただきました。本当にありがとうございます

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Day2


2日目は昼からのレース。直前に試走があるスケジュールなので、その前にローラーでアップ
いつものルーティンでやってみるけどきついので低い負荷で長めにやってから30-30を。やはり息がきつい

 

試走は昨日難しいと感じた林間のドロップと2本の枕木が並行に並んだステップ(天竜川コースにあるE口ステップに似ている)を重点的に。ドロップは速度落として腰を引けば問題なく行けるが、昨日乗車で乗り越えられたステップはコース狭くなって斜め方向に行くしかない感じ。リズムよくジャンプできれば超えられそうだけど安全走行が基本なので降車することに確定
フライオーバーからのドロップした先もなぜか水たまりになっていて轍が深いのでアウトを走行することにしたり、その先の林間舗装路に出る手前も泥が深くなっていて走りにくい印象

 

試走中は右足の付け根に痛みや違和感あってこれは良くない雰囲気
それでもほぼ時間いっぱい走ってみて判断しようとしましたが、痛みが消えずDNSも頭に浮かぶくらい
家族も来てくれているしせっかくなら1周くらいは走って決めるかと出場することに

 

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スタートは1日目と同じC2の2分後とかのはずなのに、M1招集中にC2がスタートしていってしまった。こんなの初めて!
やっと呼ばれて並んでいる最中にもうアナウンスで「C2先頭がシケインを通過」とか言っていて、M1はスタート前に周回遅れなんて冗談も飛び出すくらいw ちょっと洒落になっていない状況

 

スタートはDay1と同じく3列目
笛が鳴ってダッシュからうまいこと進んで10番手くらいで第1コーナーへ
踏みまくって芝に入る頃に少し抜かれたかもだけど良い位置で会心のスタート
しかし大パワー何度も出せずその後の舗装路長い上りでごぼう抜かれ開始
面白いくらい抜かれるし、みんなすごいスタミナと関心(関心してる場合じゃないでしょ)

足の痛みはどこかに消えているのですが、キャニオンジャンプだけは危ないので両足で着地するとか工夫をしたり

 

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丁寧に走りながらバンバン抜かれていって情けないですがこれが実力
2周目にDay1のチャンピオンI川さんが舗装路で声をかけて抜いていきました。やっぱチャンプはかっこいいです
勇気をもらいましたがとても食らいつけるスピードではなくヘロヘロとダート区間

 

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その後は追いついたり抜かれたりを繰り返して淡々と40分
この日は時差スタートが2分以上あったのでC2の先頭にも追いつかれたりして混沌となったり
とにかく心肺がきつくてパワー出ないし、でも天気の良い野辺山でたくさんの応援があって本当にうれしかった
いつもは泥、雨、雪などコンディションを苦しくする要素がもっと多いですが、今年はほぼドライコンディション。高速コースで砂埃がひどいくらいなのでいつもの東海CXと変わらん感じ
その分スリップからの落車が多発していました(とくに1日目)

 

その後も相変わらずヘロヘロ状態が続きどんどん追い抜かれる始末
後半は追い上げたI川さんが3位争いを勝ったのを聞いてうれしくなったりしました
最後まで丁寧に走って31位/50ということで、うーん、ちょっとこれは期待以下の結果。JCXシリーズなら自分の力はここか。

注)2日目も後日修正があり32nd/50ということでした(2021/12/03追記)


試走時のおかしなコンディションもあったのですが、完走できたのは家族や皆さんの応援のおかげです、本当にありがとうございます

 

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野辺山の会場は日本のシクロクロスでは最高のホスピタリティの会場だと思います
今回はレース運営は大変そうでしたが、普段からの観光牧場だけでなくフードやお土産、洗車施設など整っていて家族で参戦してもとても楽しめます


八ヶ岳や周囲の景色も美しく、やはり野辺山はいいなと思った週末でした

 

【良かった】

2daysともに6周回を完走。1日目のコースアウト以外はノートラブル

 

【反省点】

スタミナ不足。反省してもどうにもならないくらいここまでトラブル続きだったので合格点なのだけどやはりくやしい→JCX戦での実力はこんなところなんでしょう

 

【機材】

GIANT TCX

IRC SERAC CX TL(F)、IRC SERAC CX TL X-GUARD(R)、1.6bar

(2日目は0.5barほど空気圧上げた)

機材は完全に機能してくれました。泥区間も少なくレース後の洗車も楽々

温存してきたMUDタイヤは出番なかったw

 

どうでもいいですが、1日目は青いシューズ、2日目はオレンジ色のシューズで走っています。写真は記事とリンクしていないです

 

おまけ2

今回は家族も応援に来てくれたのでグルメ三昧でした。多くの食事ブースを楽しみました。シクロクロスの会場でここまで食事の選択肢があるものは見たことがないほどの充実ぶり

天気もよく外のテーブルや芝生の上で太陽を浴びながら食事も楽しめるコンディションというのは普段の野辺山からは考えられない絶好のコンディションでした

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写真暗くてあまり美しく見えないけど、チーズのアヒージョと骨付きソーセージ

とても美味しかったですし、これ以外にもたくさん食べました(カレーとかクレープとか唐揚げとかポテトフライとか・・・)

 

エリートレース観戦

JCX戦でありUCIレースでもあったエリートレースが熱かったです

全日本王者の沢田選手、ライバルの織田選手はここまで絶好調+弱虫ペダルチームなので負けるわけには行かない状況

予想通り1周目から二人のバチバチのバトルでした

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コーナーごとのフル加速がものすごく、砂埃を巻き上げながら走り去る姿がめっちゃかっこいいです

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1日目のバトルも、2日目の逃げも素晴らしく

 

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最高のバトルを見せていただきました

素人の家族もこの二人のバトルに熱くなるくらいでした

 

感謝

たくさんの応援、写真提供をありがとうございました

とくにコース脇で大声での応援、本当にうれしかったです

 

みんかふぇのえーこちゃん

ダニー

おのさん

もりやさん

つじもとさん

誰かわかんないのに応援してくれたたくさんの方々、ありがとうございます

 

好きでやっていることですが、冬からの腰のケガのことを考えると2日間走れたのはまるで奇跡です。本当にありがとうございました

 

シャウティングチキンも大活躍でした!

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