関西CX UCI琵琶湖グランプリ 2021/11/21
3週連続参戦の最終週は関西シクロクロス、琵琶湖グランプリというレースに参戦しました
エリートなどトップクラスはUCIポイントがつくレースらしいですが、私が参加するCM1は普通のAJOCCと何も変わりませんのであしからず
おっと関西シクロクロスは初参戦です。コースは烏丸半島という琵琶湖のほとりにある大きな公園になっている場所でいい感じ
今回は前日の試走から参加してみました
早速走ると下草を刈ったばかりの路面がザクザクとタイヤに突き刺さる感じや、名物のキャンバーが目立ちます。芝というがボコボコの草地も思ったより長くパワー必要ですし、キャンバーは路面がどんどん変化しそうな印象です
東海にはないダイナミックなキャンバーは最初ビビりましたが、信州でやってきたものや幕張の台などいろいろ経験あるので落ち着いて基本通りやればよいかなと
（練習でやっていないことをするなということｗ）
三船スクール
せっかくなので三船さんの講習に参加してみました(500円)
コースを一緒に走って要所で説明と練習を繰り返す形です
テクニカルなセクションのライン取りや身体の使い方コツの伝授が多くてめっちゃ勉強になりました。自分的には500円以上の価値、ありがとうございました
いくつかポイントを共有
- キャンバーV字のライン取り。1本山側が良さそう。ダメなら担いだほうが速いかも→レースは全周回乗車クリアできた
- ジグザグ登り返しは平行移動区間で勢いつけて直登部分でもその勢いを使う→これはまあまあできたかな
- キャンバー平行移動後のふかふか段差上りは、勢いつけたあと体重移動をうまく使う→これは100％再現できたので数秒稼げたのでうれしかったなあ
- 後半の芝生区間踏め、180度ターンで休めるからな（笑）→前走者に追いつくことができたり
ということで、三船スクール、経験者でも何らかの学びはあるのでおすすめです
コースそのものはすくみず氏が試走時の映像を解説付きでアップしてくれていますので参考にしてください。前日試走なのでコースがまだきれいというか、芝は刈ったばかりですね
個人的には最初のキャンバーのとこ、琵琶湖が見えてくるところとか熱いです
GoProのブレ防止機能がすごいのか、実際はめちゃくちゃボコボコなのですがすごくスムースな映像です
レース当日
朝の試走でコース確認。朝の露で多少濡れた区間や泥はあるけどほぼドライコンディション。上の試走では泥も見えますがかなり減った印象です
ホームストレート
ローラーでしっかり汗をかいてアップ完了。早朝は寒いくらいでしたが日が昇ると暖かく絶好の天気でした
スタートは2列目、アウトから2人目を選択しました
並んでいるときの周囲の雰囲気が関西のCM1は面白いと聞いていましたが、最前列のコールやってんのにボケなのかツッコミなのか笑いが絶えません。確かにおもろい
ジュニア選手（こっちはUCIレース）が先頭に1名いますが同時出走です
その関係でコールもUCI規格
30秒前で一気に静かになってからレーススタート
最初の直線、最近はうまく行っている事が多かったのですが昨日はうまく前に出られず失敗。最初のキャンバーまでに20番手くらいまで落ちたでしょうか
踏み踏みで前に出ようとしますがすでに隊列は縦に長くなってます
キャンバー区間に入ってもまだ前後にライダーが居る状態で抜けるところもあれば後から追い上げて抜き去る人もあり。まだ前が詰まって降車することも1周目は多々ある感じですが、安全運行で進みます
2周目は結構きつくて芝区間で数名抜いたりできしキャンバーはほぼ乗車できたかなあ
乗れない区間は決まっていて、直登で直前に溝があるところ。あとはうまいことやれば乗車で行ける感じでした
あー、最後のキャンバー上りもダメなことが多かったかｗ
この区間、最後の一踏ん張りするところに凹みが出来ていて、その周辺がふかふか
エリートで優勝した織田聖選手の走りを午後見ていたのですが、勢いをつけて登ってきたあとなんとここでホップして軽々と乗り上げていってしまいました
なんという体力でしょう・・・
3周目あたりで後から来た人たち、前から降ってきたひととパックになってどこかで15番15位という声が。
追いついてキャンバーでうまく走れて抜いたり出来たけど直後に芝区間で置いていかれたりのひともいたりでした。このあたりで全5周回と分かりました（6周と予想していた）
エリートクラスで利用していたこのキャンバー上りもテクニカルで楽しかったｗ
前後の人達を意識しながらとくに前に追いつくことを意識して走ります
4周目あたりからは前後の人もまだいるのでどうしたものかという作戦を考えながら丁寧に走ってました。芝区間で掛けてスピード乗るところでアドバンテージありそうで、その他は同じようなものという印象。最後のキャンバーあたりで前に出てロングスパートかなあ、ではどこで前に出ようという事を考えていました
最終ラップで13位あたりという声が聞こえてきました
目の前はゼッケン16で30mくらい先、芝区間で掛ければ追いつけそう
ミスなく乗り切れば後半の芝でなんとかというところで、無事クリア
平坦に出ても差はほぼ同じ
長い芝直線と180度ターンの繰り返しでプッシュして10mほど
最後のキャンバードロップに向けて猛チャージして追いつき、ドロップで横に並んで落ちます
最後のキャンバー上りを先行して入り、夢中で上がってファイナルスプリントでそのままフィニッシュ
その後知った結果は11位で、ここまでの自分としてはJCX最高の結果でした
【良かった】
後半まで集中してしっかり走れた
SERAC EDGEよく機能してくれた
ノートラブル
【反省点】
スタート失敗〜1周目前半のワチャワチャで遅れた
【機材】
GIANT TCX
フロント：IRC SERAC CX TL（逆ローテーション）1.7bar
リヤ：IRC SERAC CX TL X-GUARD 1.65bar
【感想】
JCX戦で11位はここまでの数々のトラブルを考えると本当にうれしいです
幕張は自分のミスでしたが、野辺山は調子が上がらずでしたし、そこでフィジカル上がったのと愛知牧場で練習したのが良かったのか思った以上の結果でした
たくさんの応援ありがとうございました
あとこのコース楽しすぎる！いままで走ったコースのなかで一番楽しかったかもです
パワー求められる芝の直線とテクニカルなキャンバーセクションがいいバランスですし、そのキャンバーも良い加減な難しさで走りがいありすぎ
まあ、ドライだったからそんなこと言えるのでしょうが・・・
【謝辞】
写真ありがとうございます
おかくん、
かとーさん、
