Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

ボストン運転免許取得メモ 2017年7月

ボストンに来て運転免許を取ったときのメモです
2017年7月現在の記録ですのであしからず

 

当然ですが周囲の先輩から話を聞くと「過去問題をやっていけば筆記は楽勝。運転試験は時と場合による」という情報がありました
 
で、調べると
 
1)筆記試験というかペーパー試験があって、日本語も選べる。日本語は検索で出てくる過去問題をやっていけば同じなのでクリアできそう。合格したらLearner’s Permitという仮免許がもらえる
 
2)運転試験(いわゆる仮免許による運転試験)がちょっと面倒。MA州での運転経験がある人をスポンサーにして後ろに乗せて、横に試験官が乗って試験を受ける。車も自分で用意する。サイドブレーキが昔ながらのものである必要ある。そこいらを走ってルール通りにできれば合格して免許を発行してもらえます
 
20年前にCA州で取ったときも似たようなものでしたが、スポンサーは必要なかったかなあ
 
【注意】Google検索で出てくる日本語の情報だけに頼ると古い情報もあって危険です。情報は自分で判断しましょう【注意】
 
まずはRMVのサイトで最新情報を確認しましょう
日本語がないです。アメリカですから。英語がんばってみましょう
Drivers Manualはこれ
 
1)Learner’s Permit試験
検索だけの情報で試験所にいくとここで驚きます。
なんと日本語の試験も他の言語と同じようなタッチスクリーンの試験になっていて、内容も英語と同様です
タコ部屋にタッチスクリーン付きPCが10台弱あって、それぞれが勝手に自分の情報を入力してヘッドフォンつけて試験開始
25問中18問正解で合格。やっている最中にスコアが見えるので緊張しますよ
各問題について考えている間日本語と英語を切り替えられます。日本語訳も違和感ないですが英語で勉強していくと英語で問題出されたほうが分かりやすいですよね
あと、問題を読み上げてくれます
 
ということで数年前の記事にある過去問題だけやっていく作戦は全く通用せず、ちゃんと勉強していかないと合格しないです
上記RMVのサイトにある情報をよく読んでいくしかないです
あと模擬試験のサイトを利用すると試験とよく似ているので参考になります
これは一例 
 
ちなみに自分はWatertownのRMVに行って受けました。朝行くと並びますね
で、筆記は一回撃沈しました
過去問題をやっていけばOKと思って行ったら上のようなことで試験開始から初めて見る内容ばかりで大焦り
勘を頼りにやってみたけど間違いが重なってついに8問を超えてそこで試験中止。一回受けるのに$30も取られるのですが損しました・・・
 
勉強し直してもう一度Watertownまで来るのも嫌だったので付け焼き刃でその場で上記の疑似試験をやって、同じ日に$30払って再試験
今度はかなり常識的な分かりやすい問題が多く(運良く)楽に合格でした
ちゃんと2回目は違う試験内容になっているあたり、当たり前ですが進化しています
 
2)運転試験
自分の車はサイドブレーキが昔ながらのレバーを引くタイプではないのでこれを試験に使うことは出来ません
同僚に借りていくこともできますが、スポンサーになってもらったり仕事などの都合もあって予定が合わないのでドライビングスクールでやっている運転試験を利用することにしました
 
Brookline Driving School
 
どこでもよかったのですが評判が良さそうなのでここに電話
試験受けたいというと1ヶ月以上先の土曜日を指定されました
うげげ、そんな先かよ!?でも、しょうがないので予約して待つことに
 
試験前日に「明日の試験だけど、日曜になったから。10時頃来て」とのこと
おいおい、$130も払ったんだけどそんな口約束だけかよ、メールで書いてくれよと言っても忙しくてできないとか。たくさん試験受ける人がいてできないんだろうなあ
免許に関する手続きというかそういうのは完全に売り手市場なので言うこと聞く以外あまりオプションがないですね
 
で、日曜の朝
どうせ指定の時間なんていい加減なもんだろうと思って9時に到着
運動場の横、住宅街の道路で試験してるのが見えたので行くとスクール講師がリストから自分の名前を確認。50人ほどの名前が書いてある紙から自分の名前を見つけて説明開始。っていうかやっぱり指定の時間なんてあってないようなもんだな
 
3人ほど並んで説明を受けます
とにかくゆっくりでいい。目視確認などアクションは大げさに。STOPサインで確実に止る。などなど
前の人の試験を見ていると5分弱で戻ってきました。合格となって嬉しそう。若い子でご両親も来ていてうれしそうですねえ
 
で、前の人が終わって自分の番です
車はトヨタのカムリ。普通の紺色のセダン。スクールの車らしく助手席にフットブレーキがついてます。運転席のパーキングブレーキがフットペダルのタイプですね
試験管の方、平日はRMVで試験管なんでしょう。日本語を少し話す明るい女性でした
スポンサーは後ろに乗っていて一言も言いません
 
試験内容について説明を受けて開始です
ハンドシグナルからです。手を窓から出す前に後ろを目視してからです
発進して20mほどして右折。日曜の朝の住宅街なんてほとんど交通量はないに等しいです
また20m走って右折。曲がった先は双方通行とかいちいち説明してくれるのですが、分かりきったことをあらためて言われるのでちょっと緊張。なにか特別なこと言われてるのかなと思ったりしますよねえ
 
100mほど住宅街を走ります
他にだれもいないので制限速度20mphだったっけな、しっかり出します
遅すぎるとポイント減らしいです
右側に止まっている車があって、そこでParallel Parkingを指示されます
すぐ横に止めてシグナル出して並列駐車
左ハンドルなので慣れないですが、これはYouTubeを検索するとけっこうコツが出てて勉強になりました
サイドミラーを合わせて停止、シグナル、目視確認してハンドル切って後進開始→右の窓の半分くらいの所に前の車のライセンスプレートが来たらハンドルまっすぐして今度は逆に切る→まっすぐになった所でハンドルまっすぐして行って並列にする、という感じ。路肩にぶつかると一発停止なのかな?
駐車時の路肩からの距離を見られるので自身がなかったらやり直してもいいので何回かやるといいですね
 
並列駐車が終わったら今度は3 point turnです。3 pointというとバスケットボール・・・ではないです、すみませんw
シグナル、目視してから普通にやればOK。これもYouTubeにネタが転がってます
誰も来ないのを確認してゆっくりやればまずOKでしょう
 
10mほど進んだ所で左折指示
曲がった先は一方通行なので中央あたりを走ります
100mほど走った所でT字路
この道も一方通行なので右に行くしかありません
試験管はなにも言わないのでどうすんのって聞いたら、「あの道はどういう道?」とちょっと意地悪に聞いてきます
一方通行だから右に行くしかないから行くよ、と行って一旦停止。シグナル目視で右折してスタート地点に戻り、右に寄せて駐車して終了
合格とのこと
Learner’s Permitの後ろに減点ポイントを書かれると聞いていましたが何も書いてなく、試験管のサインと番号などがあるだけでした
 
試験の時間は本当に5分ほど
日曜の朝の住宅街で交通も少ないので落ち着いてゆっくりやれば、日本での運転の経験がある方なら大丈夫でしょう
あまり運転していなかった人はドライビングスクールで練習していくのがよいかもですね。左ハンドルや右側通行に慣れていったほうがいいと思います
 
合格したよとスクール講師から免許証発行に関して説明が
Pre Paidではないので2つのオプションがあるとのこと。RMVに行って$85払って発行手続きするかOnlineで同様の手続きをするかです
もうWatertownまで行くの面倒なのでOnlineで手続きをしました
 
【まとめ】
長々と書きましたが最新の情報は変わっていくので参考程度にして下さい