Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

落車解析と鈴鹿エンデューロに対して思うこと

落車による怪我で完走できなかった鈴鹿エンデューロ8hですが、落車の状況解析と思うことをいくつか

 

 

落車について

GARMINのデータをみると、ヘアピンからデグナーの間の下り直線で移動が止まっています

コースの右に出ています。これはジャージなどに草が沢山付いていたことから、転んでからコース脇に出たことと合致します

問題は、なぜ直線で転んだかということ

落車の記憶はなく、再び記憶が戻ったのは処置されている時です

よって、去年のように自分の意識がある落車(タイヤが滑っていることがわかった)ではなく、意識がなくそのまま地面にたたきつけられたということです

 

この周回は、3度目の出走でした。1回めは4周回、2回目は3周回を走り、風が出てきたのでフロントだけローハイトのホイールに変更しています

2回目の出走では先頭集団に加わってローテーションすることができ、とてもいい経験になりました

 

さてその3回めの出走。多分12:30頃かなあ

コースに出てすぐシケインのところでまえに北陸の有名チームの白いジャージの方が元気よく出てきたのですぐ後ろを走りました。バックストレートを終わって前に自分が出て引いた頃には後ろには他にも何人かいたと思います

スプーンを走りヘアピンを過ぎた頃には一人になっていたような気がします

そしてヘアピンの先を下り始めて記憶は終わりです

 

GARMINからわかること

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GARMINを見ると

  • 毎周回きっちり右端を走っている
  • 落車時は右にコースアウトしている
  • 落車直前の速度は50km/h前後

こんなことがわかりました

 

原因解析

さて、こんな直線で転ぶということは原因はそんなに多くないと思います

  1. 横風などで一人で転んだ。
  2. なにか落ちてて避けようとして転んだ
  3. 横や後ろから追突された
  4. 自分が追突した

まあこんなところでしょうか

単純に考えて1や2なら記憶に残ると思いますが、覚えていません。落車のインパクトで忘れたのかもしれませんが。

自分が追突した可能性もほぼないと思っています。エンデューロなのでクリテリウムの時のようなエアロ効果を狙ったツキイチは基本しないことにしていました

バイクを見ても決定的な証拠もなく、原因は特定できません

 

鈴鹿エンデューロ出走者のマナー

今回の鈴鹿エンデューロ、とてもマナーの悪いライダーが目立ちました

運営の方も以前はもっと遅い人はコースの左、速い人は右というのを徹底していたと思いますが、今回はずっと「右後ろいます」と言い続けなければならないほど遅いライダーが右側を走っていました。かなりひどいです

とくに危なかったのがスプーン、ヘアピン、デグナーなどで、カーレースのようなOUT→IN→OUTのライン走行や、後ろを見ないで堂々と斜行している人も多かったです。本当に危なく、自分以外にも声をかけている人を見かけました

 

そういうのを考えると、自分の視界に入っていなかった人と接触があったのかもしれません。もしその人も落車していたら気の毒ですし、自分が転んだのを見て助けもせず逃げていったのなら呪ってやりたい気持ちです。鎖骨2箇所骨折、肩甲骨半分に割れそうなひび、肋骨多数折った上にバイクもしっかり痛みました。痛そうでしょ?3週間近く入院して手術して痛いだけでなくお金もたっぷりPINARELLO DOGMAが買えるくらい費やしました。これが他者原因なら恨みますよ

 

上位を目指すなら

鈴鹿エンデューロは、上位を目指そうとすると問題になってくるのは交通渋滞だと思います。初心者にも広く門戸を開いているイベントなのでしょうがないでしょうが、本気で上位を目指すなら先頭集団でずっと走れる(バイクが先導してくれるので自分で言わなくていい)とかできないと、現状ではとても危険だと思います。レース場でクルマがいないから安全なんて思いますが、あまりにも速度が違うライダーがどう走ってくるかわからない状況は公道よりよっぽど危険だと思います

 

それをわかった上で出場しないと自分のようなことになることは避けられないでしょう。最後まで完走が目標なら、のんびり走るの程度がいいと思います(が、それならこんな高い出場費用出して走るのも?ですね)

 

運営の方には、今後の改善をお願いしたいところです