Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

幕張クロス - 2020/11/01

幕張クロスに今年も参戦しました

去年はレース開始直後に前転→タイヤが外れてDNFというみじめな結果でした

幕張CX 2019/11/02 - Mick-Bike

今年の目標はまず楽しんで完走です(笑)

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starlightcross.com

幕張クロスの名物といえば、公園と常設のMTBコースを活かしたダイナミックなコースづくりでしょうか。GONZOにあるバンブのもっと巨大な壁にも見える坂を駆け上がったり下ったりするポイントが何箇所か、それと土手を活かしたキャンバーですかね

 

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これはなかなかエグい!

今回はドライだったので攻略しやすかったですが、ウェットやMUDだったらさらに難しくなりますね

 

こういうテクニカルな場所にばかり目が行きますが、公園内の芝は簡単に言うと草地を刈った牧場とそんなに変わらないガタガタコース。しっかりパワーかけないと進みもしません

 

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草地エリアはこんな感じ

ちなみに写真の選手は弱虫ペダル作者の渡辺航先生です。いい走りでした!

 

試走で同じく浜松から参戦のMさんと会話しながらコース攻略について相談

慣れないコースの場合ポイントをお互いに共有できていいですね〜

意外と林の中に隠れた根っこや石があったりするところもきっちり見れたのはよかったです

 

難しいのはタイヤ選択

キャンバーや台を駆け上がるところを考えるとノブがほしいですが、草地を走るならEDGEの転がりに期待です。試走で両方使ってみましたがタイヤの差よりも空気圧を下げすぎないようにしないと台から下ったときにフロントにすごく負担かかってパンクが怖いかなと

 

そういえばコースのあちこち、とくに舗装と芝の間に20センチ前後の凹みがあってこれがなかなかの曲者。スピード出して斜めに入ってミスすると転びそうになったり、台の下りと同じくタイヤから嫌な音がしたりで注意が必要

しかし下手に速度を落とすとここは抜かれるポイントにもなりやすく、コース設計の方は楽しまれたなあ、と(笑)

 

ということで今回はSERAC TL CXを選択

空気圧は少し上げて前後1.8barです

 

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レース

さて、レースのほうはMasters Aクラス(35~49歳)でスタートには42人だった様子

ポイントがないのでゼッケン42で5列目、いわゆる最後尾です

知っている方々は最前列に少々(常勝Iさん、前回も争ったYさんやM35全日本チャンプのオッチー)ですが、果たして彼らを目にすることがあるのかというくらい間に沢山の参加者が・・・

とりあえず一番外側に並んで、右コーナーが続くときに外側から抜ければという考えです

 

笛がなってスタート

草地を全開ニトロ噴射!コーナーごとに脚が一旦止まるくらい速度が落ちるので立ち上がるたびに短いスプリントの連続で開始1分で心拍数は170を超える状態へ

とにかく草地の間で前に出ないとその後抜きにくい場所が出てくるので、いつもの調子で全開です

 

小さいキャンバーが出てくる林間に入るとミニ渋滞がどうしても発生

その後最初の台上りから前で止まっている人も出てきてここはうまく交わしてクリア

茂みの間に登る坂も渋滞していたので降車して担いで上がり、上の写真のキャンバーへそのまま乗らずにダッシュ

試走のときにうまくやれば乗れることを確認したしノブ付きのCXを選んだんだけど、降車して走ってクリアすることをまずは選択。速度乗せたまま上手くクリアできたけど、その後の飛び乗るところで追いつかれたり、突き放されたりでした

 

また林間に入って右に左に根っこに気をつけて林間を走りながらまたミニキャンバー

速度を乗せながら60cmほどのアップダウンをクリアするのですが、ここも普段やっていないスキルが求められましたね

 

一旦アスファルトに出てから草地へ。段差に注意です(これ、後半スタミナ切れてから本当に嫌だった、アスファルトでちょっと休んで気を抜いていたので)

後半の草地はやたらパワー食われる微妙なアップダウンがあってコース東側へ

こっち側には忍者返しと呼ばれる台ですね、去年前転決めた場所があります

 

2〜3mくらいの台に一気に上って下るのですが、バンプみたいにきれいになっていないので路面は基本ラフか固まっている程度

上りは勢いで行けるのがほとんどですが、前に人がいる場合は上手に降車判断が必要です。とくに2個めの上りは勢いがつけにくいレイアウトでほぼ降車しましたね

下りはフラットになったところでフロントタイヤから荷重を抜かないと、前転が待っています(笑)ただせっかくの勢いをあまり殺したくないところなので、これはもうテクニックなんでしょうね、私にはあまりない・・・

 

台が続くセクションが終わってからもまだMTBのシングルトラックのような場所が続きやっとシケイン2枚を通ってフィニッシュラインです

1周目が終わる頃には確か前後にライバルがいて3人パックみたいな感じだったかと

 

2周めの芝セクションで先頭付近が走っているのが見えました!(オッチーの全日本ジャージ)そんなにめちゃくちゃ離されているわけではないなあと勝手に思いましたが、まあ折返しではなく遠くにパックで走っているのが見えたというくらいなので単騎で追いつくのは簡単ではない状態だなと

このあたりでMさんから10位という声をかけてもらい、そんな所まで来ていたのかと驚き!(そしてこれが今日のハイライトw)

 

かろうじてYさんのジャージが終えそうな範囲に見えるのですが、ヘルメット違いで同じチームの方もいたようで混乱、なんとかそこまでは追いつきたいと思いながら2周目はパックの人を抜いたり抜かれたりが始まります

とにかく全集中状態で行かないと罠だらけなコース、すでに心拍数は175近くて限界いっぱいで苦しかったですが自分の計測では2ラップ目がベストで8分を切れたかなと

 

3周目になると一人旅の始まり

抜かれた人にジリジリ突き放される展開が2回ありました・・・もうこれで結果わかりますよね

シケインのところで応援してくれた方々、「バニホ!バニホ!」と言っています

ご期待に答えたいところですが、この状態で30cmを飛べる力はまだないですね〜。まだまだ練習が足りませんw

このセクション含めて幕張クロス、応援も多くてうれしかった!ありがとうございました!

 

4周目からはさらに安全方面へ

とにかくミスすると追いつかれるので安全運転方面に切り替えて

バックマーカーに声をかけて丁寧に抜いたりしながら5周目へ。もうヘトヘトなんですが〜

ラップタイム見ると多少手を抜いたつもりでも他とそんなに変わらなかったりでそこも驚きですがとにかく無事に走りきってフィニッシュ

 

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【良かった】

シューズのスパイクピンがいい仕事をしてくれた(土手駆け上がるときなど)

去年のDNFの借りは返した

トラブルなく出し切れた

仕掛けの多いコース、しっかり走れたし

JCXポイント(笑)

 

【反省点】

ちょっと安全方向に振りすぎたかなあ

後半一人になったのでもうちょっとキャンバーとか攻めても良かったのでは?

EDGEでも行けた気がする(速かったかどうかは不明だけど)

 

【機材】

Firefly FF-881

Mavic OpenPro Disc + IRC SERAC TL CX 1.8bar (前後同じ)

 

【感想】

コロナウイルス感染拡大防止にしっかり対応した大会運営でした

いろいろ大変だと思いますが、開催してもらえることは本当に感謝しかありません

運営の皆様、ありがとうございました

 

コースは去年と逆周りですが自分にとってはやっとちゃんとレースできたので実質今年が初めてですよね。仕掛けの多い気が抜けないコースレイアウトはCXらしくて楽しいです。勝ち負け抜きに練習として走るだけでもとても良い経験になること間違いなしですので、普段ここでMTBとか走らせたら楽しいだろうなあと思ったり

 

11月は東海CXも開幕していき、全日本もありますのでさらに調子を上げていきたいと思います〜

 

追加

オッチーの車載動画とコメントが素晴らしいので紹介します! 

コース解説わかりやすいですね〜

あと選んでいるラインも参考になります

ここはこっちを選んでいるんだとか、同じことを考えているんだなとかニヤニヤしてしまいますね〜