Mick-Bike

Mick Kamiharaの自転車関連日記

輪行デビュー 2021/09/24

今日はお休みを頂いて輪行デビューするべく少し遠くまで走ってみました

なにかテーマあるかなと思っていくつかルートをRideWithGPSで作っていたのですが、どうしても山の中とかマニアックになってしまい輪行とは関係なくなりそうだったので、わかりやすく東海道に沿って走って、気が済んだら電車に乗って帰ってくるという計画に

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トップチューブバッグの中は補給食と輪行の道具の一部

サドルバッグは輪行袋と2個めの予備チューブ

工具箱は普段のままです

 

出発はまだ星空の中

夜明けの時間がだんだん秋になってきました。5時ではまだ夜明け前

 

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天竜

 

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磐田のセブンで腹ごしらえ。おにぎりとゼリーで

茶畑の中をアップダウン、整備された農道は走りやすく天浜線にも挨拶しながら掛川を抜けて事任八幡宮を過ぎて最初の峠へ

このあたりまではまだ日陰も多くて涼しくて走りやすかったなあ

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おはよう天浜線

 

掛川から金谷に抜ける国道1号バイパスの旧道なのかな、意外と斜度もあるしなかなかのもの。一旦下り始めたと思ったらまた上りがあったりで気がつくと金谷駅を過ぎて島田へ

 

ここからもう住宅街の幹線道路をまっしぐらです

島田ー藤枝ー焼津と自転車通学の学生がたくさんいました

こういう普段の生活の風景を走るというのはめったにないので新鮮でしたね

当然ですが信号も車の交通量も多くてペース上がらず苦戦するのですが・・・

藤枝のコンビニで1回目の休憩。まだ水もそんなに減らないし、40キロほどなので朝練と変わらんかなというかでした、このへんまでは

 

海沿いを進みたかったので国道1号を離れて焼津駅の近くから用宗駅方面に抜ける峠へ

トンネルを抜けると海と静岡の風景が開けて絶景でした。こういうのがあるのは意外でしたね

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このあたりまでまだ60キロほどで、すでに静岡市駿河区というのも意外な感じで、まあまあ近いのだなという感覚

市内の道路を避けて海沿い、久能山方面を回って清水漁港を通ってみようかと

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久能山日本平近くの国道150は道路広くて走りやすく、季節になるといちごのショップで賑わう雰囲気。少々向かい風を感じるようになったけど下ハンドル持って速度を気持ちよく乗せられたかな

 

三保の松原の手前で左折して清水漁港方面へ

このあたりからは気温も上がってきたのに加え、苦行の大型車両が多い道路でした

なんとか裏道というか生活道路へ逃れて走りやすいところを選びましたが、大きな街を抜けるときはこういう苦労が伴います

とくに興津から由比に抜ける薩埵峠は、下調べもしておらずあやうく自転車進入禁止のバイパスに入りそうに(おいおい)

線路に沿って走ってみると行き止まりだし、少し登ってみても墓場で行き止まり(おいおい)

喉も乾いてきたので住宅街がある方に戻ってセブン発見。コーヒー牛乳一気飲みうまい、シーチキンおにぎりもよかった(ここの店員さん優しかったな)

 

さて、この薩埵峠、東名高速国道1号が海のギリギリを走る絶景ポイントなのですが、一般道が見当たらず、どうすんのこれって感じです。普段からマニアックな道路ばかり走っているので農道くらいであれば全然平気なので薩埵峠の看板がある方へ行ってみます

だんだん狭くなってきて斜度が上がってきて工事車両通ってて怪しい雰囲気でしたが、工事してただけで無事峠を超えて絶景ポイントへ

遠く富士山がうっすらですが、今日はこれがベスト富士山でした

 

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みかん畑の作業用農道を下ったら由比の旧宿場町。いい雰囲気でした。今後桜えび食べに来よう(今日もチャンスがあれば狙っていたが・・・)

というか、このあたりを東西に抜ける自転車乗りってどこ走っているんだろう?まさかこの峠じゃないよねってくらいマニアックでした(というかローカルな農道)

 

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由比、蒲原を抜けると富士川登場

このあたりも市街地というか工業地帯が増えてきてめっちゃインダストリアルな感じで大型車も増えます。道路も広くて良いけどでかい車両がぶっ飛ばす

富士川を渡るタイミングで自転車進入禁止の看板

側道へ逃れてそこから歩道を歩いてみるとすっごい狭い歩道で渡れるようになっている

 

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すっごい狭いですが、気をつければ走れます。風があったらいやだな

このあたりから富士山は雲の中でした

 

富士市の海に近い方を国1は走るので我慢しながら東へ

するとまた出てきた自転車進入禁止!

迂回すると新幹線や東海道本線があってそれを超えたりすると東に行く道がなく遠回り

ここで歩道橋を押して下ったタイミングでチェーンリングからチェーンが内側に落ちていてチェーンが噛み込みロック発生!

 

田子の浦という教科書に出てきた記憶がある場所で危うく乗り出しで転ぶところでしたが、落ち着いてチェーンを解いて修正。最近Supersixこういうチェーンの落ち方をよくするのでフレームの塗装がズタズタになりつつあります

 

それにしても国道1号のバイパスは自転車フレンドリーとは程遠く、何度か迂回それも歩道橋や案内があれば良い方ですが富士市では苦労しました

しかしその富士市からボーナスステージが始まります

海沿いに堤防があってその上が舗装されててめっちゃ気持ちよく走れる状態でした

一部堤防の下を走る必要がありますが、それでも車がほぼいないので快適!

 

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堤防道路バビューン!

 

しばらく堤防道路を堪能し、工事で進入禁止になっていたのでそこからは松林の内側の道路へ。車も多くて走りにくく、我慢の走りで沼津市内を抜けていきます

そういえば沼津あたりは同じ静岡県と言ってももう別の地域という感じで、随分整備された関東の町という感じがします。浜松のいかにも失敗を繰り返したまちづくりとは違って駅の周辺の雰囲気がもっと活気あるように感じました。三島もそうですね

 

三島に入ってちょうどお昼頃

コンビニストップしてまたおにぎりとポカリスエットで補給。かなりのどが渇いていて一気飲みでした。ここからメインディッシュの箱根を登るつもりでしたが、諸事情で今日はここまでに決定。三島駅を目指して走り、輪行準備です

 

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一応リハーサルしてきたのでさっと袋に入れられました

人も少ないので誰かに迷惑かけることなくホームへ歩いていきます

まだ肩にかけて歩くのに慣れておらず、ホイールあたりを手で抑えていましたがどうやらクイックリリースが脚にあたっていたみたいで痛かった。今度は外そうかな

あとやっぱりシューズはSPDのほうがいいですね。変なところで滑りそうになってしまう(SPD-SL)

 

三島駅から浜松駅まで、ちょうどひかり号がやってきたので約40分、途中で止まるのは静岡駅だけという超特急です(笑)走り出して流れる景色に、半日ののんびりライドが高速で逆再生されるような思いでしたw

 

自宅から三島駅まで145kmのライド、獲得標高は857mと普段の天竜でのライドより少ないくらいでした。しかし人々が生活する地域をここまで走り込んだのは初めてだったので面白かったですね

 

あとキャノンボール(大阪→東京を24時間で走破)やる人をさらに尊敬するようになりました

路上での苦難だけでなく、自転車進入禁止の罠みたいなのもたくさんあるなかでの体力勝負ですから、知力と体力の勝負ですごいなと思います

 

40分間の新幹線の中、まさかの車内販売があって驚きましたが無限に腹が減っていたのでサンドイッチとアイスコーヒーをいただきました。今日のハイライトは販売担当のお姉さんが美人で優しかったことですかね

食ってたらすぐに静岡。気がついたら浜松。なんだこりゃってくらいあっという間でした

 

浜松駅で自転車を組み立てます。荷物少ないので楽々で、自宅まで8キロほどのんびり走って帰宅。やはりというか軽い脱水ですね、めっちゃのどが渇いています。トイレに行きたくなるのが嫌で少なめの傾向になってしまっています(とくにアメリカはトイレが全然ないのでそうなってしまった)

 

ということで、思った以上に楽な輪行デビューでした

こういうのができると片道でどっか遠くに行ってみようとか、遠くに行って自転車乗って帰ってこようとかいろいろな楽しみ方ができそうです

車で行ってというのも全然ありですが、コンパクトになる輪行バッグをもって自宅からのライドの幅を広げられるというのもいいなと思いました

 

ということで、今度はどこに行くかな・・・(笑)