19-20 Cyclocross シーズン終了
3月からコロナウイルス騒ぎにてイベントの大小に関わらず中止になってしまい、シクロクロスも残り2戦あったのですが両方とも中止、これにて2019-2020シーズンが終了しました
せっかくので振り返ってみます
Photo by M.Hattori
Photo by Youkan_0045
簡単にまとめると
- 優勝してM2→M1昇格
- 東海シクロクロス全戦完走
- 大きな怪我なし
- M1でもそこそこ走れた
- FF-881がよく走った
こういうことなので、結果から言うと大満足で良いシーズンを送れました
サポートいただいた皆さんに感謝です
Photo by Kikuzo
レースは結果として11本。DNFが1つありましたがそれ以外はすべて完走
一度も50%以下になることはありませんでした
全力を出し切れたというのもあります
レース前のルーチンも固まってちゃんとローラーでアップするようにしたことや、IRCタイヤのチョイスも安定して使い方になれたのもあると思います(結果CXとEDGEが多かった)アスリチューンも毎レース気合注入してくれました!
また、シーズンを通して気温が高めのレースが多かったのも準備しやすかったかなと思います
【結果一覧】
2019年
先シーズンに続き東洋CX-S+IRC SERACでシーズンイン
1. 9月29日 天竜川CX エキスパート 優勝 浜松ローカルなレースで楽しかった
2. 11月2日 幕張CX CM2 DNF 2分で終了。気合空回りのマヌケ侍
3. 11月17日 東海CX#1 平田 CM2 6位/49 (12%) 後方スタートから追い上げるも!
4. 11月23日 Raphaスーパークロス野辺山 CM2 2位/39 (5%) 泥。トップ争いに敗れる
5. 12月1日 東海CX#2 新城 CM2 優勝 /52 (1%) ☆CM1へ昇格 最後までギリギリでした
6. 12月15日 東海CX#3 WNP CM1 9位/20 (45%) ここからFirefly FF-881がメイン機材
2020年
7. 1月11日 東海CX#4 愛知牧場Day1 CM1 15位/49 (30%) 愛知牧場はいつも楽しいです
8. 1月12日 東海CX#5 愛知牧場Day2 JCX CM1 13位/47 (27%) 初のJCX戦。楽しかった!
9. 1月26日 東海CX#6 極楽寺 CM1 15位/51 (28%) このコースも難易度高く楽しかった
10. 2月2日 東海CX#7 梅林公園 CM1 12位/30 (40%) 舗装路多く空気圧ミスったかなあ
11. 2月23日 東海CX#8 WNP CM1 20位/60 (33%) 前回より進化できたかな
こうやって見るとM1に上がってすぐにマシンを変えてそこそこの結果になっているのはどうでしょう、自分的に体力が変わったとも思えないのでマシンの軽量化+ディスクブレーキが大きいと思います。その後同じように昇格した皆さんとM1での結果を比較しても差が現れているのはマシン以外にないです
東洋CX-Sはそれなりに重量があるのに加え、カンチブレーキの制動力の弱さが弱点
もちろん乗りこなして結果を出す方もいますが、自分は握力頼みのブレーキから開放されることで集中力や体力を残せるようになった気がします
1. M2→M1昇格
上にも書きましたが、新城で優勝して昇格できたのは今シーズンのハイライトでしょう
全レースの傾向からみて平坦が主な場所では苦戦、高低差があったりテクニカルなところではまあまあ走れている気がします。そんななか平坦メインの新城は苦戦したほうだった気がします。最終ラップに追いつかれてスプリント勝負になるとは思いもしませんでしたし
前の平田のレースからライバルを分析してタイム差があまりないことと、コースプロファイルから考えると苦戦は予想できたのですがね・・・
個人的には野辺山のM2で2位もうれしかったですね
黄金のカウベルは宝物ですw
2. 東海CX全戦完走
これもケチ根性というか、シーズン申し込みしたので最優先で走りたいなと思ったというかですが、基本全部走るつもりで申し込みました
日程的にNGになることもなく、怪我や病気で欠席になることもなく、コンディションを整えて全レースに臨むことができました。CXレースらしい転倒などはありましたがクリティカルなものもありませんでしたし
Photo by Kikuzo
あと、東海CXのレース会場の雰囲気がとても好きです
知り合いが増えたというのもありますが、レースMCのYKOさんの通る声、ブチョーコーヒーの食事やコーヒーは息子含めてファンで、あの場所に行くこと自体がとても楽しいですし、カウベルやシャウティングチキンの声がうるさい中でチームメイトや仲間を応援(野次る)のもとても楽しいです
とくに今のようにシーズンが終わったときは喪失感あふれてしまいますね
3. 怪我なし
何度か転びました。とくに唯一のDNFだった幕張CXのドロップからの前転は右肩痛めてその後1ヶ月位痛みが残りましたが走りに影響もなく完治。その他擦り傷程度のものはいくつかありましたが走れなくなるほどのものはなく今までから考えるとかなり良い方でした
レースに集中できるようになったからかなあ?(笑)
4. M1昇格後もそこそこ走れた
昇格後のWNPでいきなり45%というのは出来すぎと思っていました
続く愛知牧場は事前に練習できたのもあったり、好きなコースというのもあって30%前後と改善。正直50%にも入れないと思っていたのですが、このおかげで比較的前でスタートできるようになってその後も40%を割ることはありませんでした
東海CXシリーズのポイントを見るとM1で総合17位/98、今シーズンの昇格者の中では1位でした。レースごとの平均獲得ポイントを考えると来シーズン全部走ったときにどのあたりに入れるか考えるとワクワクします
もちろん課題はありますし、それはこれから対応して来シーズンまた挑戦します
とくに全く刃が立たなかった目の前に見えていた皆さんにどう挑んでいくのか
オフシーズンにしっかり練習して20年の秋に備えたいですね
5. FF-881がよく走った
Firefly FF-881がここまで結果を出すのに貢献するとは思いませんでした
正直チタンであることよりも、軽量化とディスクブレーキの恩恵が改善のほとんど、Di2も多少寄与したかなという感想です
とにかくブレーキを多用するシクロクロスにおいて、制動力が高く制御しやすいディスクブレーキは圧倒的な武器でした。軽量化は加速時の警戒感アップに貢献です
ですので正直なことをいうと、東洋フレームのディスクCX車にも興味あります。いつか乗ってみたいなあ
タイヤ選択についてメモ
- 基本的には前後IRC SERAC EDGE TL。一番速い気がする
- 滑りやすさで前をIRC SERAC CX TLを、さらに滑りやすいと後ろも同じものに
- 滑りやすさはトルク掛けたときのことやキャンバーでのジグザグ具合などで判断。日本のコースづくりではUSよりニヤリとさせられる意地悪キャンバー少ない気がする
- 泥が多い場所はIRC SERAC MUD TLを前後に使う。今シーズンは野辺山だけだったなあ
- シーラントは必須。40ccくらい。おまじないのつもり→ノーパンクだったな!
- 空気圧は前後1.6barから調整。砂、ハードパックや石ころの具合によって上げ下げするけど実際そんなに変わっていない気がする
- フロントは寝かしたときのグリップ重視、リヤは加速時やギャップにぶつけたときのヒヤヒヤ感で調整することが多かったかな
- シーズン前半は前後CXのことが多かったけど、後半になってこんな感じになった、というメモ程度です
最後に
こんなBlogを読んでくれているあなたも相当な暇人だと思いますが、お付き合いありがとうございました。今度ビールごちそうしてください(笑)
しばらくはなんでも自粛モードでレースやるかも不明なので、次何に出ようという予定も決まっていませんが5月の王滝は出たいなあと思っています。是非開催してほしい!
Cyclocrossはまた来シーズンも楽しくやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします
Mick
Photo by m_kanegon